サッカー留学について

スペインサッカー留学のメリットとデメリットは?他の国への留学との比較

スペインにサッカー留学に行くか、それともイングランドか、はたまたドイツかといろいろな国を検討することでしょう。

もちろんそれぞれの国にメリットとデメリットがありますし、国の中でも地域によってサッカー文化は異なるので一概に国だけで決めるということも危険ではあります。しかし国によってある程度の傾向はありますのでそれは留学先を決める1つの判断材料になるでしょう。

今回はスペインサッカー留学のメリットとデメリットを他の国の特徴と比較してお伝えしたいと思います。

メリット① なんといってもレベルが高い

スペインと言えばサッカー大国であるというのは日本でサッカーをする方であれば誰もが簡単に想像できることでしょう。そしてその想像は間違っていません。本当にサッカー大国です。子どもたちはまずサッカーからスポーツを始めると言っても過言ではないくらいサッカーが文化の1つとして形成されています。

ヨーロッパの5大リーグといえば、スペイン、イングランド、ドイツ、フランス、イタリアですが、この中で人気が高いのはドイツ、スペイン、そしてイングランドの順番です。リーグ的に最もレベルが高いのはイングランド、スペイン、ドイツの順番になります。

ただ留学をするという場合、単にリーグのレベルの高さで選んではいけません、なぜならばイングランドの場合はトップリーグのレベルは高いもののそれ以外となるとどうしてもレベルが下がり、スペインの方が良いという話はよく聞きます。

ドイツはどうかというと、フィジカル重視の側面が強く、サッカーを留学で学ぶという意味においてはあまり収穫がないかもしれません、しかしプロとして挑戦したいという意味ではドイツの方が可能性が高まります。

ではスペインはというと、下のカテゴリーからプロを目指すのであればお勧めしません。ですが単純にサッカーを上達したいというメンタリティであればスペインは他の国より学べる土台があるといえます。

メリット②食事が日本人の口に合う

留学先を決める際の食事というのは実は大切です。なぜなら365日食事はとるわけでその時に口に合わないものしかないというのは苦痛の他のなにものでもありません。しかもサッカー選手ですから食事は非常に大切な要素の1つです。

ではスペインは食事においてどうかというと、これが抜群に日本人の口に合います。スペイン料理と言って想像するものを思い浮かべてみてください、パエリア、アヒージョなどなどが浮かび上がるのではないでしょうか?もちろんそのような食事が食べられる地域というのは限定的なのですが、食事に関しては住んでいて感じますが間違いなくレベルが高い国です。

ドイツやイングランドに住んでいる人の話を聞くと、やはり食事というテーマではお勧めはできないという方が圧倒的です。

メリット③比較的治安がいい

治安の良さというのはやはり大切なポイントですよね、紛争が起きやすい場所や犯罪率が高いところにはやはり留学としては適していないでしょう。

スペインの治安は比較的良いと言われていますが、ランキング的にはドイツ、スペイン、イングランドというような順番です。フランスは比較的危険な地域としても有名です。

実際に生活をしていてもスペインで何か犯罪に巻き込まれたり、窃盗の被害に遭うというようなことはそうそうありません。

しかし日本と比べて安全というだけで決してノーリスクなわけではありませんので勘違いしないようにしてください。また、逆に日本にいるときは海外=危険が高いというようなイメージを持っていましたし、留学の相談を受ける際にそのように感じている人が多いですが実際はそうではないということも同時に覚えておいてください。

ただし、スペインの地域によって犯罪率というのは異なります。例えばバルセロナやマドリードなどの観光の中心地では犯罪率、特にスリなどが多くなりますし、過激なデモが行われたりもします。私の住んでいるバスク州ビルバオでも一部の通りは危険なところもあります。しかし全体的には生活する上で困難なレベルほど危険が伴うということはありませんので安心してください。

安全かどうかの基準として夜に出歩けるかどうかというものもありますが、大体の観光案内を見たら出歩かないように注意喚起されています。そりゃ夜の方が危険なのは日本でも同じです。実際に夜に出歩いたからと言って何か起こるわけではありませんが、日本同様にリスクは当然あるということはどこでも同じです。

ちなみにドイツに関してはサッカーの留学先で上がる候補の中ではダントツに治安がいい地域であると言われています。

デメリット① スペイン語の壁

メリットがある反面当然ですがデメリットというものも存在します。その最大の要因が「スペイン語の壁」でしょう。スペイン語はアルファベットを基本的に用いるものの文法、単語など英語とはかなり異なります。

日本で使用しているサッカーの用語は全て英語なので、スペイン語バージョンに全て覚え直さなければいけないというハードルがもあります。例えばオフサイドはフエラ・デ・フエゴというように全く違う言葉になります。これらを覚えるというのはかなり労力のいる作業です。。。

もちろんスペイン語はフランス語やドイツ語とは違い世界3位の公用語ですので覚えるとそれなりのメリットはありますが、かといって英語ほどのメリットはあるかというとそうではありません。

サッカー留学に来た際に一番初めにぶつかる壁がコミュニケーション問題と言われている中で、言葉的にも通じないというのは相当なストレスになることは間違い無いでしょう。

では他の国はどうかというと、ドイツ、フランス、イタリアなどは当然各国の言語を使わないといけないので同じ条件です。唯一イングランドだけは英語(イギリス英語)なので日本で習っていた今までの英語の知識を使うことはできます。

よく「スペインで英語は通じないのですか?」と聞かれるのですが、通じはします。日本よりは英語を話せる人の数は圧倒的に多いですが、サッカー現場で英語が使われるかというとそうではありません。わざわざ、あなた1人のために全ての指示を英語でしてくれるわけもありませんし、説明した後にあなたにだけ英語で解説するなんてことはプロでない限りしてくれません。つまりはスペインに行くならばスペイン語を勉強するしかないということです。

デメリット②プロ契約は相当ハードルが高い

もう1つのデメリットは、メリット①の最後にも少し触れたことではあるのですがプロ契約を結ぶためのハードルが非常に高いということです。そもそもプロリーグと正式に呼ばれているのは2部と1部のみです。3部も契約上はプロ契約です。4部もプロ契約のクラブはありますが全てがそうではありません。5部になるとサッカーでご飯を食べていけるだけの額は一部クラブを除いてもらえません。それ以下となるともらえないクラブもあります。もらえたとしてもお小遣い程度です。

なのでスペインでサッカーでご飯を食べて行きたいと考えるならば最低でも4部以上に行かなければいけないということになります。ちなみに3部までは外国人枠がないので実力さえあれば登っていけるでしょう。しかし2部からは外国人枠があり、特に2部は2人しか枠がありません。その枠を日本人が埋めるというのは相当なレベルでないと実現しないというわけです。

では他国ではどうかというと、ドイツでは3部で平均年収1400万円程度ももらえると言われています。また5部程度までならばサッカーでなんとか食べていけるくらいであるとも言われているため、ドイツを選ぶ選手が多いという現実もあります。

イングランドは4部で1500万程度が平均だと言われており、これは物凄い額ですね。それだけレベルが高いですし世界中からも集まってくるのでそこでプレーすることは当然ですが容易ではありません。

今回はスペイン留学のメリット、デメリットを紹介しました。サッカーを学びに行くという目的やスペインに憧れているというような場合はスペインを選択肢に入れるというのはいいことだと思います。しかし現地でプロになりたい、サッカーで飯を食って行きたいという場合、スタート時点で相当な実力があり4部以上に所属しない限り現実は厳しいと言わざる得ません。

このように目的によって、またあなた自身の実力によっても留学先を決めることをお勧めします。

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