サッカー留学について

高校生でスペインサッカー留学はするべき!?徹底解説

スペインを含め海外でサッカーをするということに対して近年ハードルが下がっている傾向にあることを感じています。というのも以前は海外でプレーするというのはトップ選手だけの特権のようなものの感じがあり、そうでない選手はチャレンジする先すら見つけるのが困難だという状態だったからです。

それが日本人プレーヤーの評価が向上し、なおかつ海外でもチームを探してくれるエージェントなどの存在が活発になり若者たちが「高校卒業後は海外でプレーしたい」というような声もよく聞かれます。早い子は中学生卒業から海外に行きたいということも言うとよく聞きます。

さて、今回は高校年代においてスペインにサッカー留学に来るというのはどうなんだろうかという疑問にお答えすべく、長期・短期留学におけるメリットデメリットを含めて紹介していきたいと思います。

17歳までは短期留学がお勧め

まず高校3年間のうち、1年生と2年生の時に留学をするとしたら短期留学がお勧めです。なぜかというとその年齢までは移籍ができないからです。つまり試合に出られないということですね。

こちらでは公式戦以外に試合はありませんので、こちらに長期留学したとしてもトレーニングしかできないということになってしまいますのでお勧めしません。

しかし、短期留学であれば様々なメリットがありますのでそのメリットを紹介していきたいと思います。

メリット① 自分がチャレンジできるレベルを知る

高校2年生(17歳以下)の段階で短期留学するメリットとしては、自分自身の現在地を測ることができるということです。トレーニングのみの参加になりますが、その中で自分がどのくらいできるのかを確かめるということは将来的に長期留学を考えていく上でも大切な材料となります。

もしくはレベル的にも自分は長期留学をしても成功できるイメージが浮かばなければやめるという判断もできるので将来を考えるいい材料になります。実際にそのような形で2週間程度留学をするというケースもあります。

そういった現在位置を知ることができるのは練習だけではありません。週末には同年代の試合の様々なレベルの試合が観られますので、その試合を見て「自分がその中でプレーするイメージ」を描くということが効果的です。プレースピード、強度、技術などできると思えばそれでいいですし、ダメだと思えばその下のカテゴリーで来シーズン挑んでみるという目安にもなります。

また、短期留学に来る上での心構えですが、高校年代になると指導者から何か細かく教えてもらえるということはほとんどありません。それよりも実践を通して体で学んでいくということの方が多くなります。なので何か教えてもらえるんだという思いでくると失敗します。そうではなく、自分自身を試しながら、なおかつ自分で学びを発見していく、そういう姿勢で来るとこの短期間留学は意味のあるものになります。

メリット②現地の文化を知る

好奇心旺盛で様々なものを身につけることができる、なおかつ将来を考え始める高校年代において、日本と異なる文化の中に身を置くということは人としての成長を大きく促してくれることでもあります。

現地の人たちの雰囲気や文化を知ることで、自分に合っている場所なのかどうか、そこでの1人での生活をイメージできるかというかということも知ることができます。

また、食に関しては特に大切で、自分の口に合わなかったりなかなか難しいと考えるのであれば、留学をする地域自体を変えなければいけないかもしれません。そのような意味においても短期留学で下見のような感覚で行くというのも効果的です。

18歳から移籍が可能!!最終学年をスペインでプレー

18歳になったのであれば、国際移籍の年齢条件に引っかかりませんので、スペインで高校の最終学年をチャレンジしてみるというのは可能ですし、やりたいというのであればいいかと思います。

その場合はもちろんメリットとデメリットがありますので紹介していきたいと思います。

メリット①リーグ戦に出られる

やはり最大のメリットはリーグ戦に出場することができるということでしょう。移籍の制限がなくなる18歳からはリーグ戦への出場が可能となりますので現地で本気の戦いがスタートできるということです。これは何物にも変えられない経験になることは間違い無いでしょう。

しかし、移籍をするときには2ヶ月程度は登録にかかるため、もし誕生日が12月などの場合は少し注意が必要です。なぜならば移籍して出場できるのが2月頃だとシーズンの終盤に差し掛かっているためチームに馴染んだりすることも難しく、困難な状況が待ち構えていることを覚悟しなければいけません。

メリット②スペイン0年目で来シーズンへの準備

もう一つ大きなメリットとしては、大人年代のサッカーへと移行する前に現地のサッカーを、そしてリーグ戦を戦うことで慣れることができるということです。日本ではなかなか経験できないような体のぶつけ合い、競り合いの重要性、また必然的に必要となる個人戦術などなどを肌で感じることができるというのも大きなメリットでしょう。

そしてこの高校年代でプレーすることが、来シーズンのチーム探しにも影響を与えてきます。高校年代のどのくらいのカテゴリーで、どの程度プレーできているのかがわかると必然的に大人年代で1年目をスタートできるカテゴリーが見えてくるからです。

例えば現地の高校年代の県1部でプレーをしていて活躍していたとすると、大人年代では県の3部、いけたとしても県の2部でしょう。つまりスペインサッカーの7部、8部ということです。

また、高校年代で活躍すると大人年代のチームからのオファーは普通にあります。こちらではスカウティング網が張り巡らされているため、実力のある選手はすぐに上に引っ張られます。

デメリット①学校問題

高校年代の移籍で1番の問題となるのは、日本の高校の問題でしょう。当然ですが普通に学校に通っていて、シーズンスタートの8月から終了の6月まで授業に出なくても卒業できるなんて都合のいい学校は存在しません。

なのでこの学校問題を解決するには2つの方法しかないでしょう。

1つは学校を途中退学する。しかしこれはお勧めできません。保護者の方の気持ちを考えても高校くらいはしっかり卒業してもらいたいと思うのは当然でしょう。また、サッカーキャリア終了後のことを考えてもやはりまだまだ学歴社会の残る日本においては高校卒業というのはあって損はないかと思います。

もう1つの方法は通信制の学校に通うという方法です。この方法であれば海外にいても学校を卒業することができます。何度か帰らなければいけないタイミングがあるかもしれませんが、それくらいは許容範囲でしょう。

デメリット②チームを去らないといけない

もう1つのデメリットは今所属しているチームを退団しなければいけないことでしょう。こちらのシーズンが始まる8月というのは、高校サッカーであれば最後の選手権に向けてみんな取り組んでいる中で抜けなければいけないという、なんともよくないタイミングでもあります。なのでその場合はチームに事前に伝えておく必要があるでしょう。そうでないと迷惑がかかってしまいます。

クラブチームの場合はまだ無理が効くかもしれませんね。クラブユースの本大会が終了するのが普通は8月初旬なのでその後にいくというのであれば特に問題はないかと思います。

しかしどちらのパターンにせよチームから早めに抜けることには変わりはありません。そこにはチームメイトや指導者の理解が必要な部分でもありますので、自分の思いだけで決めたと言って去るのではなく、事前に相談するなどして理解してもらうようにすることをお勧めします。

今回は高校生で留学をするべきかどうかについて書きました。結論としては条件が揃うのであれば、そしてこちらでチャレンジしたいという思いが強いのであれば留学をお勧めします。

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