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どんな場所!?スペイン・バスクの治安事情

海外に旅行や特に留学に行く際には現地の治安はやはり気になるところです。安全なところを選んで滞在をした方がより旅も留学も楽しむことができるのは間違いありまん。

海外である以上、日本でいうように安全というものは存在しないかもしれません。また日本でも今では安全な国かと言われると、様々な恐ろしい事件等もありますので、安全とはは言えないような気もします。

今回はバスク地方を中心としてスペインの治安について紹介していきたいと思います。

バルセロナ、マドリードは安全とは言えない

スペイン観光や留学といったらまず名前があがる都市はバルセロナ、マドリードでしょう。やはりこの2大都市には人が集まりますし、是非とも一度は旅行で訪れてもらいたい場所でもあります。

そんなバルセロナ、マドリードの治安はどうなのかというと日本と比べると悪いと言わざるを得ません。

とはいっても街中を歩いていて、いきなり通り魔に遭うなどといった確率は日本と同じくらいではないかなと思います。

では治安の悪さというのがどういうところから来るかというと、それは「スリ」の多さです。よく聞く話かもしれませんが、このスリは2つの地域ではかなり多いと言われています。

具体的に聞いたことのある例や知人が被害にあった例をもとに危険な場所や状態を紹介していきます。

電車編

メトロでの移動が主になるバルセロナ、マドリード地域ではここでスリに遭うというケースが非常に多いです。

よくあるケースはリュックサックを背負っている場合の被害。普通に背中で背負っているとまずターゲットになります。メトロは混んでいることが多かったり、そうでなくても手すりにつかまっていると、知らぬ間にチャックを開けられて盗まれます。南京錠で鍵をかけているから大丈夫だ!なんて考えでも危険です。なぜならカッターなどで切られて開けられるなんてケースも珍しくありません。

実際に私の知り合いもマドリードのメトロで無警戒だったところおばさんらしき人が近づいてきて少し気になっていたものの、気がついたらパスポート、財布諸々スラれていたということがありました。

他にも財布や携帯をお尻のポケットに入れておくというのも危険です。盗ってくださいといっているようなものです。

またあまりないかもしれませんが、席に座ってパソコンを広げるなんてこともNG行為です。なぜかというと、電車が駅に着いてその後発車する瞬間にパソコンを奪われて逃げられるというような被害もよく聞くからです。

ではそれらにどのように対策をするといいのか、いくつか紹介したいと思います。

①リュックは常に前にかけること

そもそもリュックを持ち歩くことを推奨しませんが、リュックや鞄を持ち歩くときはメトロでは前向きにする。これは鉄則です。

②壁にもたれかかる

壁を使うと背後を取られることはありません。人間は癖でリュックを背後にしたり、後ろポケットに携帯を入れたりしてしまいます。そんな時のためにも壁にもたれるというのはいい対策になりますので心がけてください。

③扉の近くには座ったり立たない

扉の近くは危険です。なぜならば先ほどパソコンの例であったように奪って逃げられるということがあるからです。これは携帯でも同じことが起きますので極力その可能性を下げるためにもこの対策を心がけるといいでしょう。

街中編

電車という密閉された空間でスリに合うのはなんとなくわかるかもしれませんが、街中にも危険は潜んでいます。

1つはぼったくり、2つ目はスリの被害です。

ぼったくりでよく聞くのはやはりタクシーでしょう。レストランやバルでぼったくりに会うというのはほとんどありません。なぜならばそんなところでやったらすぐにバレる上に人気が落ちてしまいますから。

しかし、タクシーはごまかしがきく上に、乗ってしまったらあちらの思う壺です。なのでまずは行き先を伝えた時に必ず値段を聞きます。スペイン語がわからなければ紙に書くなどして、明確にしてから乗るようにすることをお勧めします。

2つ目のスリに関しては、街中のスリはまた巧みな方法でやってきますので注意が必要です。

スリの多くは単体で行わず、グループで行われます。よくあるのはサンドウィッチ作戦です。複数人の団体のようなグループが寄ってきて挟まれて奪って逃げられる、これはよくあります。

他にも道を1人が尋ねられ、その隙に他の人が奪っていくというようなパターンもあります。

観光客が特に注意しなければいけないのはスマホでの撮影です。スマホで撮影している時というのは無防備なものです。片手で撮影してたり、撮影物に注意がいっているので、後ろから走ってきて奪われたらもう追いつけません。

このように色々なスリがあるのですが、特に団体で囲まれたような場合は無理に奪い返しに行かないように注意してください。なぜかというと、相手は刃物を持っていることもありますし危険です。

対策としては、そういう雰囲気に気づいたらお店に入る、もしくはより人が多くいるところに入っていくという方法があります。やはり1人でいるところを狙われがちですので、そうならない環境を作るというのも大事です。

もう一つ街中で注意してもらいたいことがあります。それが置き引きの被害です。カフェなどでテーブルに携帯や財布、パソコンを置いたまま席を離れるということはよく日本ではあるかと思います。それをこっちで行うのはNG行為です。ビルバオでも現地で自分がそのようなことをしたときに現地の友人から「ちょっと、携帯ちゃんと持っていきなよ!」と注意されました。それくらいこちらではスタンダードなことなのです。そういうところからも日本は安全というか、逆に無警戒すぎるとも言えますね。

バスクの治安

ここまではスペインでも主要都市であるバルセロナとマドリードについて主に話をしてきました。

ではバスク、特にビルバオ地域はどうかというと「かなり安全な地域」ということができると思います。

先ほどのスリやぼったくりに関してはほとんどありません。ほとんどというのはそれでもあるからです。しかし、電車や街中でスリに遭うということはほぼほぼありません。リュックサックを後ろ向けに背負っても基本的に問題はありませんし、財布を後ろポケットに入れていて奪われたこともありません。

唯一気をつけてほしい場所

そのように基本的には安全な地域なのですが、1箇所だけ注意してもらいたい通りがあります。それがサンフランシスコ通りと呼ばれるビルバオ市内にある通りなのですが、そこは犯罪が絶えない場所です。1週間に1人は死者が出ているとも言われる場所で、ここではスリや暴行に遭うこともありますので、基本的には、特に夜には通らないようにすることをお勧めします。

私自身その通りでスリに遭いかけたことがあります。

以前はバスクは危険と言われていた理由

バスクは今では安全なイメージがあるものの、以前は危険な町であるというイメージがついています。日本の方々でも知っている人は知っているかと思いますが、バスクは独立過激派によるテロ行為などが行われていた過去があります。今ではその組織の武装解除が宣言されテロ行為などはありませんがその可能性が全くのゼロとは言えないというのが現状ではあります。

例えばバルセロナなどでも独立のデモやテロが近年も起こっていますが、バスクにおいてもそのような可能性がないわけではないということです。

もちろん普段の生活をしている上で、そのような危険性を感じることは皆無ですのでご安心ください。

今回はスペインやバスクにおける治安について紹介してきました。繰り返しになりますが、100%安全という国や地域は存在しません。どこに行ってもリスクはつきものでありますので、その場でしっかりと対策をとりながら旅をするまたは生活をするということが大切だと思います。

ただ一つ言えるのは、ビルバオは非常に住みやすい街ですので、旅行や留学先として是非ともご検討ください。

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