サッカー留学について

中学生でサッカー留学はするべき!?徹底解説

サッカーが上手くなりたい、プロになりたい、海外で挑戦したいという思いを抱いている子どもたちは多くいます。そしてそんな中で中学生から留学をしたいんだというような声を聞くことも時々あります。

実際に中学生年代で留学をしている人の数は少ないですが、ゼロではありません。では中学生年代での留学は実際どうなのか、メリットとデメリットをお伝えして留学をするかどうかの参考にしてみてください。

長期留学をすることのメリットとデメリット

まずは長期留学について、長期留学とは半年から1年間程度のことを指します。その場合はスペインへの留学であれば長期滞在ビザが必要になりいろいろと手続きも必要となります。さて、そんな長期留学にはどんなメリットとデメリットがあるのか、みていきましょう。

メリット① 年間を通じて現地でのサッカーを肌で感じることができる

これは最大のメリットであり目的の一つでもあるでしょう。現地のサッカーを現地の選手に混ざってプレーする。そこで得られるものというのは本当に大きな財産となります。日本では言われなかったようなことや、フィジカルコンタクトの多さなど1年間留学すれば自分のプレーが変わるきっかけになっていくことは間違いないでしょう。

また言葉も通じない中でコミュニケーションを取っていく、そんな中からも人間として大きな成長をすることができるのも間違いありません。

メリット②最高峰のサッカー文化の中で過ごすことができる

トレーニングもさることながら、週末になると様々なレベルの試合が開催されます。リーガエスパニョーラの試合を筆頭に2部、3部、4部、また育成年代のトップリーグからほとんどの試合を見る時間ができるでしょう。なぜならば自チームの試合は週末に1試合しかないからです。練習試合などはありません。

なのでその他の時間をプロの試合を見にいったり、育成年代のレベルの高い試合を見にいく時間にも使えるということです。日本では考えられないことですよね、土日両方試合でそんな時間はなかなかできません。この試合を見にいくということが実は重要なのです。現地のサッカー文化がそこにはあり、それを見て学ぶ、これだけでもサッカー選手として多くのことを学ぶことができますし、それを1年間もできるのですからそれは相当なメリットです。

メリット③日本とは違う教育の中で学ぶことができる

長期留学をするとなると、当然ですが学校に通うことになります。現地の学校に言葉が通じない状態で通うというのは至難というよりも不可能に近いので、ほとんどの場合はアメリカンスクールのようなところに通うことになるでしょう。

そこでの体験というものも、自身を大きく成長させることになると思います。日本とは異なる教育を受ける訳ですが、例えば英語でプレゼンテーションをしたり、PCを使った授業が中心になったりと表現することや言語はもちろん、ただ単に詰め込む教育からの変化が感じられることは間違いありません。私がもし中学生に戻れるならばそのような環境で教育を受けてみたいなと思います。

デメリット①そもそも試合に出られない

ここからはデメリット編。メリットがあれば当然デメリットもあるのが世の常ですが、中学生の長期留学での何よりのデメリットは、トレーニングはできても試合には出られないことです。え?何で出れないの?と思うかもしれませんが、なぜかというと、試合に出るとなると海外からの移籍の手続きが必要になりなり、18歳以下の選手に関しては海外移籍が原則禁止されているからです。

中学校年代の選手にとって1年間も試合をしないというのは、かなりのデメリットと言えるでしょう。

もちろん例外もあります。例えば親が仕事でスペインに行く場合は現地で公式戦にも出場できます。その場合は、選手として成長できることは間違い無いでしょう。

デメリット②莫大な費用がかかる

もう1つのデメリットはやはり費用の面です。中学生が1人でスペインで生活するということはできません。その場合はホストファミリーなどを利用して未成年に対するケアをしているということを証明しないといけません。

アメリカンスクールへの入学・授業料だけでも莫大な費用がかかる上に(約200万はかかります)そこに住居兼ホストファミリーへの滞在費(年間約120万)その他諸々生活費、留学斡旋会社への費用等々を含めるとざっと500600万くらいになります。ざっくりとした計算ですがそれくらいかかってくる、けれども試合には出られないということを考えるとなかなか行ってこいと言って放り出せるものでもないですよね。

おすすめは短期留学

親が仕事で移住するという場合を除いて、私は中学生年代での長期留学をお勧めはしません。なぜならば試合に出られないというのはサッカー選手として成長する機会がないというのと等しいからです。サッカーが上手くなりたいならば試合に出る、これは必要不可欠です。

では海外の挑戦を諦めないといけないのか、いえ、そんな時のために短期留学があります。ここからは短期留学をお奨めする理由を紹介していきます。

おすすめの理由①日本では得られないサッカー文化に触れる

長期留学のところでも少し触れましたが、長期ほどのものを得ることは当然難しいです。

しかし、短期留学でもサッカー文化に触れることの意味はあります。

そしてその体験は一生の宝物になり、サッカー観を変えるきっかけになるかもしれません。

何を体験できるかというと、まずはサッカーを行う環境の違いです。クラブ専用のようなグラウンドがあり、ロッカールームも併設されている。そしてシャワーまである。さらに道具は全て揃っており、ボールを自分で持ってくる必要もない。また、チームウェアも揃えられている。そんな環境は日本にはありますか?Jリーグの下部組織くらいではないでしょうか?

それがこちらではスタンダードなのです。それに触れるだけでもサッカー文化の違いを感じられます。

週末になるとまたサッカー文化の違いを感じられます。ビルバオに留学に来たのであれば、週末はアスレチック・ビルバオのユニフォームを着た人々で溢れます。そして近くのバルや、スタジアムでサッカーを観戦する。そんな光景を見るだけでも留学に来た意味を感じることができるでしょう。

おすすめの理由②世界最高峰の試合を見られる

世界最高峰のリーグ、リーガ・エスパニョーラの試合を観ることができるというのはやはり特別な経験になるでしょう。トップレベルの選手たちの試合を生で観るのはサッカー選手として学びの多いものになることは間違いありません。

自分のポジションの選手がどのように動いているのか、何を見ているのか、どんな道具を持っているのか、そんなことを分析してみることができればなおさらその選手の幅が広がるでしょう。

また、もう一つ観戦するときに観てもらいたいものがあります。それがスタジアムにいる人々の様子です。特にアスレチック・ビルバオのホームの試合を観に行くと価値観が変わります。これは観た人にしたわからないのですが、「サッカーというよりも1つのクラブがこれほどまでに人々に愛され、虜にするものなのか!!」と震えるような感動をします。

おすすめの理由③自分と世界の距離感を知ることができる

短期留学では試合には出られませんが、トレーニングの中で自分を試す上で勉強になるでしょう。世界と自分との距離感を図るとよく表現されますが、プレーの面で何が通用しそうで何が足りないかということを知るきっかけにできるのは間違いありません。

しかし、それだけではなく、海外でいざ大人になって挑戦するという時に、言葉が通じない中でいかに人と積極的にコミュニケーションが取れるか、それが中学生年代からできるかどうかという面でも、世界で戦うコミュニケーション能力の現状を知ることにもなるでしょう。

短期留学でサッカーは上手くならない

最後に1つ、短期留学の落とし穴も伝えておきます。2週間~1ヶ月程度海外でトレーニングをしたとしてもサッカーが劇的に上手くなることはありません。なぜかというとサッカーはそんなに甘いものではありません。学んだことを1年、2年と長期スパンで続けていくことで様々な技術や思考能力が身についていくのです。

なので短期留学をしたら上手くなる、その考えを持つのはやめましょう。しかし先述したようにそのきっかけを作るということはできます。

今回は中学生のサッカー留学について解説しました。メリットとデメリットをしっかりと見極めて自分にベストの選択を探してみてください。

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