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冬の雨シーズン到来。バスクの冬に欠かせないものを紹介

スペイン・バスクといえば緑が豊かで、食事が美味しいとスペイン国内でも世界的にも有名です。特にスペイン内でいうと、他の地方は乾燥していたり、緑があまりない地域が多く、それと比べると街中にも木々が生えており、花々も顔を覗かせる本当に緑が豊かな地域で非常に住みやすい場所です。

なぜそんなに緑が多いのかというと、理由は単純。雨が多いのです。スペインの他の地域も雨は降るものの、それと比べ物にならないくらい雨が降ります。

なので緑が豊かなのですが、その雨が降る時期が問題。

なんと冬に降るんですね。日本は梅雨が6、7月頃ですのでそんなに寒くはない、ただ雨が多いという感じですが(それでも嫌ですけれども)、こちらは11月後半から2月頃までと冬に雨が多いのです

つまり、めちゃくちゃ寒い。今回はそんなバスクの冬の雨シーズンを紹介しつつ、必要なものなどについても紹介していきます。

雨ではない?チリミリとは?

「あ、雨が降ってるな」と皆さんいうのはどんな時ですか?ザーザーと降っている時ですか?それともポツポツと降っている時でしょうか?

こちらに来て1年目の頃、ポツポツと雨が降っていたので現地人の友人に「あー雨が降っているよ」というと、友人は「ん?雨は降ってないけどなぁ」というわけです。その後続けて「まぁ、チリミリだね」と言うのです。

ん?チリミリってなんだ?と当然思い質問すると、教えてくれました。バスクでは「Txirimiri(チリミリ)」というバスク語があり、霧状の小雨のことを意味します。しかし、このチリミリはこちらでは雨にカウントされていません。

なんでカウントされないのか?と聞いてみると「こんな、傘もいらないような雨は雨じゃないんだよ。」と謎の解答笑 実際にこのチリミリ(小雨)程度では誰も傘をさして歩いていません。ここで傘を差していたら観光客丸出しということですね。

このチリミリという概念があるのもそれだけこちらは雨が多いからです。そしてその雨のレベルもなかなかのものということですね。なので小雨程度では雨ではない、なかなか面白い文化です。

雨のち、みぞれ

さて、こちらの雨はどんなもんなのかと思うかもしれませんが、すごいです。本当にすごいんです。

まず、ここ3週間毎日、ノンストップで雨が降り続けています。そして気温は8度以下。これは寒い。何が寒いかというと日本の冬のように乾燥している寒さではなく、湿った寒さ。なので体に寒さがまとわりついてくる感じなんですね。

そしてその雨の降り方も尋常じゃありません。風と共に来ます。なので台風のような強風で打たれるかのように降り続けたり、弱くなったり、そんなのが突発的に起こります。そうなるともう傘も効果を発揮しきれません。大人しく雨に打たれるしかないです。

また、気温が下がるとその雨はみぞれへと変わっていきます。それが風とともに来ますので、これは本当に寒くて、そして痛いんです。時にはヒョウも降りますのでこれもまたなかなか。。。

写真でもわかるかと思いますが、みぞれが道にいっぱい降り注いでいます。そしてそれが後ほど川のように流れていきました笑 雨とみぞれのこのダブルパンチは強烈ですが、これがザ・バスクの冬というものです。

ビルバオの冬を過ごすための必須アイテムたち

そんな寒~い、雨で濡れる冬を過ごすためには、さまざまなアイテムが必要です。1年目の冬は何も準備しておらずかなり後悔したことを今でも覚えています。

旅行でも、留学でもこれらのものは必須と言えますので是非とも準備しておいてください。

①防水の靴

散々説明をしましたが、こちらは雨が降り続けます。そんなことを知らなかった私は、革靴とスニーカーくらいしか1年目は持っていっていなかったのですが、これが大間違い。雨の日が続くため、毎日びしょ濡れの靴を履き続けるという、なんとも不快なことになっていました。靴下も靴を履いた瞬間に濡れるし、いいことはありません。

そうならないように1足防水のシューズを用意しておくことをお勧めします。GOATECのマークのついた靴であれば大丈夫です。その1足を持っているかどうか、それが快適に冬を過ごせるかどうかに関わって来ますので、ぜひ用意してください。

ニューバランスゴアテックススニーカー https://amzn.to/41mIJ7f

②折り畳み傘

この折り畳み傘に関しては冬だけではなく、年中必要です。少し雨が止んでいるかなと思って外に出た瞬間に大雨、なんてことは日常茶飯事ですので、折り畳み傘は必須です。なければこちらでも購入できます。どこにでも売っているので簡単に見つけられるでしょう。

③ヒートテック

これは日本でもそうかもしれませんが、こちらではその倍必要なアイテムです。こちらにもヒートテックのようなものは売ってはいるものの、やはりあのクオリティには勝てません。上下両方揃えておきましょう。下がないと、かなり足が冷えます。

④ダウンジャケット

ダウンジャケットは必須です。コートなどおしゃれなものではなく、機能的なダウンジャケットを持ってくることをお勧めします。さらに私はダウンジャケットの中にウルトラライトダウンを重ね着しています。このセットはなかなか強く、おすすめです。

⑤カイロ

日本から持って来られるのであれば、カイロがあると助かります。なぜならこちらにはカイロやそれにあたるものは売ってないのです。そもそもこちらの人々は寒さに対する耐性が強く、カイロなんていらないのでしょう。けれど我々日本人からしたら、カイロをポケットに入れて温まりたい、ついそう思ってしまいます。

温かいものを飲もうバルで頼むコツ

冷えた体を温める、そんな時には温かいものを飲みたいですよね?外出先で温かいものを飲むにはバルに行くしかありません。そしてバルでコーヒーや紅茶、ココアなどを頼んで温まるとホッとします。

しかし、バルで温かいものを頼む時には注意が必要。なぜならばこちらは「猫舌大国」。普通に頼むと温かいものの少しぬるめの温度のものしか出てきません。

そこで言わなければいけないキーワードがありますcaliente(カリエンテ)」です。意味は熱いという意味で熱くして欲しい時に飲み物の名前の後に言うと伝わります。

しかししかし、ここでも注意が必要。もしあなたが猫舌ならば別に言う必要はありませんが、猫舌大国のこちらではカリエンテと言っても大して熱いものがでてきません。

彼らは熱くしているつもりでも、我々からすると熱くないんですね。私は全然熱くないじゃないか。。。と何度も思ったことがあります。

どうやら本当に熱いものが欲しい時はそれでは不十分なようでした。その時にはこう言いましょう。muy muy caliente(ムイ・ムーイ・カリエンテ)」。めちゃくちゃ熱くしてくれと言う意味です笑。ここまでいってようやく我々の思う熱いものが出てきます。

ちなみにそこまでいっても「え、ぬるい。。。」と思うこともたまにありますので、その時は我慢するしかありません。

サッカーの試合・トレーニングはびしょ濡れ必至

毎日雨が降り続ければ当然ですが、サッカー中も雨に打たれます。プレー中は寒くはないと思いますがその前後は。。。想像に難くないでしょう。

けど大丈夫。トレーニング後はどのカテゴリーの選手もシャワーをグラウンドのロッカールームで浴びられますので、この点では日本の雨の日よりもいいかもしれませんね。

雨の日用のサッカーシューズを用意しておくのはこちらでプレーする上では必須です。天然皮革のものではなく合成のもの、最近はその方が多いかもしれませんがそのようなシューズを最低限1足は持ってきておくといいでしょう。そうでないとスパイクが乾かないどころか重くなってしまいプレーに影響が出てきます。

また、大人のカテゴリーでは天然芝でプレーをすると言う場合もあります。しかし天然芝と言っても雨が降り続けているので剥がれやすく滑りやすい。そんな芝用に取り替え式のスパイクを1足持っておくといいでしょう。むしろ持っておかなければ滑ってプレーできません。

今回はバスクの冬について紹介しました。旅行の際も、留学の際も雨とその寒さ対策を万全にしてきてください。

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