スペイングルメ

スペインで中華料理を食べてみよう-スペイン限定?謎のパン-

スペイン・バスクは美食の街で、私自身美味しいバスク料理を味わうことも多くあります。しかし、普段からそんな料理ばかり食べているわけではなく、外に食べにいくとなったらよく行くのが、中華料理。

なぜかというと、夜遅くまで開いており練習の後にもいけたり、値段もそこまで高くない。そして何より美味しい。日本でも中華料理はポピュラーなので、口にすごく合うんですね。ほっとするというか、食べやすいというか。

そしてこちらには(今や世界中どこもですが)中国人が経営している中華料理屋さんがたくさんあります。なので本格的な中華が味わえるというわけです。

しかし、中華料理屋さんに行くと困ることが。それはメニューがスペイン語で書いていて、ほとんどのお店には写真がない。なのでどれがどんな中華料理なのかがわからないという事態に陥ります。感覚で頼んでどえらいものが出てきても困るし、1つ1つ辞書で調べていたら注文までに1時間はかかる。。。そんなスペインでの中華料理初めて行くよという方のために、代表的などこにでもある中華料理と日本にはない謎のパンをその名前とともに紹介していきます。

定番中の定番 チャーハン

中華料理を食べに行ったらほとんどの人が頼むでしょう、そうチャーハンを。日本の王将のチャーハンやラーメン屋さんのチャーハンなどなど、思い出すだけでも涎が出てきそうですが、こちらのチャーハンも負けてはいけません。

まずそもそも、チャーハンをこちらではどういうかというとarroz frito(アロス フリート」と言います。

アロスはお米という意味でフリートは揚げたという意味ですが、実際には揚げられているわけではありません。

味もさまざまなものがあります。代表的なものは「con gambas (コン ガンバス)」エビ入りのチャーハン。これは普通に美味しい。いわゆるエビチャーハンですから美味しいはずですよね。他にも「con ternera(牛肉入り)」やそのお店の特別チャーハンなどもありますのでお好みのものを選んでください。間違いないのはエビチャーハンです。

ちなみにチャーハンは本格的で、もちろんパラパラ。長米を使っているのでちょっと日本で食べるチャーハンとは舌触りが違いますが日本より美味しいかもと思うくらいのレベルです。

やっぱり頼みたい餃子

中華といえば餃子、そんなことは当たり前と言わんばかりに考えてしまうのは私だけではないでしょう。パリパリの皮、中はジューシー。そしてタレにつけるもよし、人によってはラー油だけで行くもよし。そんな中華の王道とも言える餃子。

はい、もちろんこちらの中華料理屋さんにもあります。

それがこちら。

「ん?これは・・・餃子か?」と思いましたよね?はい、私もそう思いました。

初めてこちらにきて中華料理を食べに行って餃子を頼んだ時、これは餃子ではないのではないか?と思いました。

日本のパリパリ餃子を想像していただけにちょっとギャップがあります。

さてそんな餃子のことをこちらではRavioles a la plancha(ラビオレス・ア・ラ・プランチャ)」と言います。

お店によって若干異なるものの、大体は生地が厚めでもちもちしています。そして中身はほぼ同じでミンチに少し野菜が混ぜられているというものです。餃子というよりはなんでしょう、餃子っぽい食べ物と言った方がいいかもしれません。決して不味くはないですし、中華料理を食べに行ったら毎回頼んでいます。

タレは自分で作る方式で、醤油(中国の醤油)とラー油が出てきます。この中国の醤油は結構濃くて独特の味がありますので、好き嫌いがあるかと思います。なので誰かとシェアする場合はくれぐれも全体にかけるようなことはしないようにしてくださいね。

これは?春巻き?

まずはこちらの写真をご覧ください。

平べったい揚げ物料理笑。これ、こちらの春巻きです。日本で食べる春巻きのイメージはもう少し細く、中にはお肉や野菜、春雨なんかが入っているものもあったりしてカラシや醤油につけて食べるという感じですよね?

そんなイメージを覆してくれるのがこちらの春巻きで、これがちなみに一人前。もちろんシェアしたりもできます。そしてこれが安い。1つ2ユーロくらいでこの大きさ。

肝心のお味はというと、日本のものとは違います。皮はパリパリで同じですが、中は野菜しか入っていません。そのためものすごくヘルシー(揚げてるのでヘルシーではないかもですが)。揚げ物なのにさっぱりといただけます。

何もかけずに食べてもいいのですが、スィートチリソースのようなものが添えられていますので、そちらをかけて食べるのもありです。

私はちなみにそのソースをかけて食べます。

名前は「Rollo de primavera(ロジョ・デ・プリマベーラ)」で、ロジョ=巻き、プリマベーラ=春 で春巻きと、そのまんまです。

中華といえばチンジャオロース

チャーハンを頼んだらそのおかずになるものが欲しくなりますね。もちろんチャーハンだけでも食べられるのですが、それと餃子だけというのはあまりにも少ないですからね。

そんな時におすすめなもの、定番のチンジャオロースです。中華料理屋さんであればどこにでも置いてあります。

その名前はTernera con pimientos(テルネラ・コン・ピミエントス)」です。テルネラは牛肉のことで牛肉を使った料理はすべてこの名前がついています。ちなみに鶏肉はPollo(ポヨ)、豚はCerdo(セルド)です。

そんなチンジャオロースですが、入っているのは牛肉と青ピーマンだけ。それをオイスターソース(恐らく)で炒めた至ってシンプルな料理です。

しかし、これがまた美味しいのなんの。かなりレベルが高いチンジャオロースが出てきます。

いつもチンジャオロースを食べていると欲しくなってしまうものがあります。それが白米。やっぱりチャーハンとよりも白米の方が合いますからね。白米を頼むときは「arroz blanco(アロス・ブランコ)」というと通じます。ブランコは白色という意味です。

白米とチンジャオロース、これはもう美味しいに決まってます!!しかし、ご注意ください。先ほどチャーハンの話で紹介しましたが、こちらのお米は、長米です。なので日本のようなツヤツヤの美味しい(食べ慣れた)白米は出てきません。

そしてその量にもご注意あれ。1人前で日本昔ばなしで出てくるような山盛りの白米が出てきます。

日本にはない。パン・チノ

スペインの中華料理屋さんに行ったらぜひ食べてもらいたいものがあります。それがPan chiino(パン・チノ)」。中華パンと呼ばれているものです。日本の中華料理屋さんでは私の知っている限りでは見たことがありません。

ではそれはどんなものなのか、こちらです。

一言で言うなれば、揚げパン。なのですが何かついているわけではなく、外はカリッとしていて、中はふわふわであったかい。ほんのりと甘みもあり、それだけで十分食べられます。

パン文化のヨーロッパですので料理と一緒にこちらの人たちは食べているのですが、私たちは新たな食べ方を開発しました。それはデザートとして食べるという方法です。

店員さんが食事後に毎回当然ですが聞いてきます、デザートいりますか?と。

それに対して私たちがパン・チノくださいというと、「は?」というような顔をされますがきちんと出してくれます。

パン・チノにコーヒーをセットで頼みデザートと勝手にしているのですが、パン・チノに砂糖を少しまぶして食べるとまたこれが絶品。朝食にもなるんじゃないかと思うくらい、毎日食べても飽きなさそうな味です。

ぜひともパン・チノをこちらの中華を食べる際は試してみてください!

今回は中華の定番メニューをスペイン語名とともに紹介してきましたが、留学で長期滞在する際や、旅行でも二週間を超える場合は日本・アジアの味が恋しくなるものです。そんな時に中華料理を食べるというのもいいものですのでぜひとも試してみてください。



 

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