住むことに関する全般

進化が止まらない街 ビルバオ

現地の人から日本の印象についてこのように言われることが多々あります。

「日本はすごい先を行っているんだろ?ロボットがあったりこっちより数年未来をいってるイメージがあるよ」と。

どこからそんなイメージが出てきたかは知らないですが、日本は先進国で裕福な国だという印象が強いようです。

そんなふうに言われた時は私は決まってこう言います、スペインの方が進化のスピードが速いよと。

スペイン・ビルバオの街中に出ると都会感だけでいうと日本の方が強いのですが、実際に生活していると至る所でビルバオの方が日本よりも先をいっているなと思う点が多々あります。

なぜかというと、こちらは新しいものを導入するのが速いからです。コロナのワクチン一つとってもそうですが、日本はもちろん安全性を確かめるためでもありますが承認されるまでにかなり時間がかかります。

それは他のことにおいても同じです。1つのことを決めるのにいくつもの決済を回して、意見交換会を開いてなどなど、提案から実行まで数年を要するなんてのはザラですよね。

しかしこちらは提案して、いいと思ったならじゃあやってみよう。というように決済のスピードが速い。その分失敗している例も多々あるようですが。

今回はビルバオで導入されている、日本より進化のスピードが速い部分を紹介していきたいと思います。

支払いはカードで

スペイン全土でそうですが、どこに行っても大抵の場所でカードが使えます。バルに行ってもスーパーでも、お菓子屋さんでも電車に乗る時もどこでもです。

いわゆるキャッシュレスですね。

こちらにきた当初はそれになかなか慣れませんでした。日本人あるあるですが、お金への絶対的な安心感というものがありますよね。なんかカードで支払いを続けるといくら使っているのかわからなくなるというような金銭感覚が狂っていくとよく言われたりします。

今でこそ日本でもpeypeyなお財布携帯やチャージ型の電子マネーが普及していますが、こちらは基本的にデビッドカードやクレジットで行います

そして今の流行りは携帯にクレジット機能がついていてそちらで支払いを完了させるというもの。日本ではそれができるところはまだまだ少ないですが、こちらではもうすでにそれがスタンダードです。

携帯でピットするだけでどこでも買い物や食事ができてしまうのですから、これほど便利なものはありません。

ちなみに私はその支払いを全て現地の銀行のカードで行っているのですが、こればまた便利。なぜならば何をどのくらい使ったか全てアプリで管理でき、外食で、スーパーで、携帯代はなど分野分けされ1ヶ月あたりの簡易な家計簿のようにできてしまいます。

さらにさらに、こちらのこのキャッシュレス文化は進んでおり、BIZUM(ビズム)という送金システムがあります。これがまたすごいのですが、なんと5万円くらいのまで金額であれば携帯のアプリで簡単に、相手の口座番号を知っていなくても、携帯の番号を知っていれば手数料なしで送金できてしまうのです。なので、例えば友達と食事に行って、一人がカードで支払う、他の人はビズムで支払った友人に送金するというような使い方もできますし、実際私もよく利用しています。

このキャッシュレス文化だけとっても日本とこちらでは雲泥の差があると言えますね。

 

そこらにある自動車充電ポット

自動車業界はこの数年のうちに大きな転換期を迎えると言われていますが、それが脱ガソリン、つまりEVカーへの変換期に入るということです。

この間、タクシーを利用する機会があったのですが、そのタクシーがなんとテスラ。電気自動車です。まさか電気自動車のしかもテスラに乗れるとは思っていなかったので、ワクワクして乗車したのですが、乗り心地が最高。

揺れも少なく、デザインも斬新。近未来を感じる乗り物でした。運転手さんと少しテスラの感想を話をしていたのですが、「とにかく燃費がいい、なんせガソリン代がかからないんだから。一度の充電で5日間くらいは耐えられるからね。そして今はその電気はただで充電できちゃうんだから」といっていました。

ん??ただで充電できとはどういうことだ!?と思って質問すると、今は街の至る所に充電スポットがあり、そこでタダで充電ができるとのこと。

日本にも充電スポットはあると思うのですが、こちらではその数が違います。やたらとあるためそりゃみんな電気自動車を乗ろうと思うでしょう。

実際に電気自動車を結構見かけます。市の公用車などは大抵電気自動車です。つまりバスク州として電気自動車の普及に取り組んでいるということですね。これを見ても大きな規模で将来に向けての設備投資を惜しみなくするという姿勢には驚きを覚えました。

電動自転車がレンタルできる

自動車があれば、そうです自転車もあります。日本にももちろん自転車はありますし、数だけで言えば、こちらよりも日本の方が自転車を利用している人の数は多いでしょう。

では自転車の何がこちらが進んでいるかというと、それは自転車の貸し出しサービスです。

いやいや、日本にもレンタル自転車はあるよ、と思われるかもしれませんが、こちらはその規模が全然違います。なぜならば、その貸し出しサービスを行っているのがなんと地方自治体だからです。市が率先して自転車の貸し出しサービスを行っているのです。考えられますかそんなこと?

そしてその貸し出しサービスがまた凄い。なんと電動自転車を貸し出しており、その自転車スポットが街の至る所に設置されています。

使用するには事前に契約が必要で、その契約の料金がまた驚き。なんと年間20ユーロ。つまり3000円くらいで年間電動自転車が使いたい放題。しかも至る所にある無人のスポットに返せばいいだけという、非常にリーズナブルかつ利用しやすい仕組みになっています。

そのため多くの特に若者たちが電動自転車を利用している姿を見かけます。

日本でレンタルサービスは駅前などで見たことはありますが、ここまで普及しているというのは驚きの一言。これはより環境に配慮した取り組みの推進のために行われているもので、約3年くらい前からいきなり町中に設置されました。当時は何にもなかった場所にどんどんスポットが設置されていく、そのスピード感に圧倒されました。

どこもかしこもWi-Fi使えちゃう

世の中ネット社会で、携帯、パソコンでネットにアクセスするなんてのは当然のこととして毎日行なっています。

そんな世の中なのにも関わらず、携帯のギガ頼りの日本の社会、Wi-Fiが街中で使えるなんてことは特定の地域を除いてほとんどないですよね。

このwifiの普及率がこちらは圧倒的に高い。ビルバオ市内はどこに行ってもbilbaoWi-Fiに無料アクセスできます。これはありがたいですね、もちろんそこまで強いWi-Fiではないのですが、観光中に調べ物をしたり、地図にアクセスしたりアプリで電話したりと最低限のことはできます。

また、メトロ内でもメトロ用のWi-Fiがありアクセスできます。これもありがたい。つまり街中にいてWi-Fiに困るということがほぼないのです

これはもちろん観光都市ということもあるのですが、しっかりと現代の進化に合わせて都市が対応しているとも言えますね。

さらに、バルやレストランに入っても当然の如くWi-Fiがそのお店のもので繋げることができます。すごいですよね。想像してください、日本の居酒屋やレストランに行ってWi-Fiに接続できますか?できませんよね。そのくらいの普及率だということです。

このように環境的な側面や、世の中の進化にタイムリーに対応して進化していく街それがスペイン・ビルバオです。他の都市においても同じように進化しておりますので、スペイン全土と考えても問題はないでしょう。

今後またどのような進化を遂げていくのか、楽しみです。観光や留学で来た際にはそんな進化した街を楽しんでみてください。

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