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ビルバオ観光スポット・アルチャンダに登る

ビルバオにはグッゲンハイム美術館、カスコビエホ、ビスカヤ橋など観光名所が多々あり、夏のシーズンになると観光客で溢れ返ります。

そんなビルバオの街は昔は造船・鉄鋼業で栄えた街でしたが、その衰退とともに観光へと舵を切り、今では街全体が古き良き建物と、アーティステックな洗練されたオブジェや建物がうまく融合した新しいスタイルの街へと変貌しました。

今回はそんなビルバオを一望することができる観光スポット、アルチャンダについて実際に訪れた経験をもとに紹介していきたいと思います。



 

アルチャンダへ行く

こちらに留学して1年目の時のこと、語学学校の友達と昼食を食べているとアルチャンダというものの存在の話になりました。

友人「アルチャンダって知っている?」

私「んー知らない。人の名前?」

友人「いや、山の名前のようだよ、今から登ってみる?」

私「え?今から!?山に登るの?うーん。。。わかった」

となんとも歯切れの悪い返事をしながら、アルチャンダに行くことになりました。

今話の中に出てきましたが、アルチャンダというのは山の名前で、標高251mとよくビルバオ市内の小学生が遠足に行ったりするような場所でもあります。

友人「じゃあ、行こっか」

私「え?どうやって?というかどこにあるの?そして徒歩??」

友人「そうだよ、あそこの山になんか赤いもの見えるでしょ?そこまで行くよ」

と友人はいうものの、私はどこにそのアルチャンダがあるかもわからなかったので、適当に行くと言ったものの、どえらい遠くまでいかなきゃいけない予感を感じつつ、いわれるがままに付いて行くことに。

山の入り口まではどんぴしゃりの交通手段がありません。私たちはビルバオの中心地アバンドにいたのですが、そこから歩いて行くことに。

しかし夏の暑い時期だったので、地獄のようなお散歩。ビルバオの中心地を横断するネルビオン川沿いを歩くこと15分、目印となる橋が見えてきました。

この橋はスビスリ橋という名前で、歩行者専用のアーチ橋。スペイン人建築家のサンティアゴ・カラトラバが設計したもので、このデザイン性の高さからからも観光客がこの橋の前で写真を撮ることも多いです。

さて、スビスリ橋を渡って川の反対側に出ると、アルチャンダへと続く道が見えてきます。しかし道といっても住宅街の通路のような道です。

そこをまっすぐ歩いていくと、アルチャンダの入り口へとようやく辿り着きます。ここまでで約25分。もう山に登る元気はありません。

そう思っていると、入り口のすぐ横にはスーパーやバルがあるなどちょっと開けた広場になっていました。なるほど、こうやって疲れた人はスーパーやバルで何か買って一息をつかせるという商売上手だなと、なんだか日本昔ばなしによく出てくる山の麓のお団子屋さんみたいな、そんなことを考えながらバルで休憩。

ちなみに最も近いメトロの駅はモユア(Moyua)駅で、そこから徒歩でも15分程度はかかります

フニクラルを使って登る

バルでの休憩を終え、いざ山登り。

私「てっぺんまで登るのか、どのくらい時間かかるの?道のり結構きつい?」

友人「んー大体3分くらいかな?」

私「ん?3分?(私のスペイン語の理解が間違ってるのかなと思い)30分?」

友人「3分だよ、3分」

にわかに信じられない私は、何を言ってんだろうと呟きながら、入り口へ入って行くことに。

私「え?なにこれ?これで登るの??」

と目の前にはケーブルカーがあるではないですか!?そういうことねと納得、だから3分だったんですね。

山登りといえば徒歩だとばかり思っていたので、ケーブルカーでなら大歓迎。ちなみにケーブルカーのことをFunicular(フニクラル)と言います。

引用元:http://bilbao.net/cs/Satellite?blobcol=urldata&blobheader=image%2Fjpeg&blobheadername1=Content-disposition&blobheadername2=pragma&blobheadervalue2=public&blobkey=id&blobtable=MungoBlobs&blobwhere=1274139954608&ssbinary=true

このケーブルカーは15分毎に出ており、片道2.5ユーロでチケットが購入できます。もちろんこちらの電子カードであるバリックを使って入ることも可能です。

さて、乗り込んで出発を待つ。すると、どんどん人が乗り込んでくる。そして本当にすし詰め状態になって出発。ちなみにこないだ乗ったのですが、コロナ禍でも満帆に乗客を入れていました。。。ちょっと嫌ですね。

いざ出発。ケーブルカーは前後左右ガラス張り(全面ではありませんが)のため景色が見えるかなと思っていたのですが、ほとんど山の中を登っているような形でビルバオを見渡すような絶景は一瞬見えるくらい。

「このケーブルカーはそんなに楽しむもんじゃないんだな、ただの移動手段か」と悟りながら、山を登るので結構揺れたり、不安定なのかなと思っていましたが、非常に安定感のある乗り物でした。

てっぺんからの景色

約3分で到着。

「おーこれが山の上か、なんだかイメージと違うな」

山上と言うから木が生い茂っていてと言うイメージを持っていたものの、見渡す限り拓けた土地のようなところでした。

そして、景色が見れるスポットの方に歩いていくと、なんだか赤色の文字みたいなものが。

友達「これ何かわかる?出発前に行っていた赤いところだよ」

私「あ、あの言ってたやつね!!」

と出発前に友人がそこまで行くよと言っていた赤っぽいやつが実際に近くに。

BILBO(バスク語でビルバオ)という文字が手すりがわりにずらっと展望台を囲むように作られています。この前で写真を撮るというのがここの観光スポットでの1つのお楽しみ。

そして夜には上記写真のようにこの文字がライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出します。

ビルバオの文字に沿って進んでいくと、ひらけた公園に出ます。ここではピクニックをしている人、子どもたちがサッカーをしていたりのどかな光景が広がっています。

そしていよいよ、展望台。

私「おーー!!これはスゴイ!!ビルバオが一望できるじゃん!!あ、あれグッゲンハイム、サンマメス、あの辺が俺の住んでるとこ!」

とその絶景には感動を覚えました。

ビルバオの街は決して巨大シティではないので、コンパクトに新旧の建物が立ち並んでおり、古い町と全く新しい町のと境目など様々なものが見えます。

私は昼と夜両方とも訪れたことがありますが、どちらも異なる表情を持っており見応えがあります。

ビルバオ観光に来たならば、また留学でもですが是非とも来てもらいたいと思えるスポットです。

この展望台は半円形になっており、逆サイドからは空港が見えます。飛行機が離発着している様子も見え、これもまた飛行機好きにはたまらないロケーションです。

山の中に町がある

このアルチャンダ、ただの展望台というだけではありません。山の上は小さな町になっています。

そこには住宅街もあり、そしてレストランが数軒あるのですが、このレストラン達がまた人気で、週末は予約をしないと入れません。なにがいいかというと料理もそうですが、最高のロケーションで食事を楽しめるのです。ビルバオの街を一望しながらバスクの料理に舌鼓、こんな贅沢はありません。是非ともアルチャンダ観光のついでにレストランを予約してもらいたいものです。

さらに、アルチャンダを奥に進んでいくと、一度記事でも紹介させていただいた、チャコリシモンというチュレトンの名店があります。これは山の中というイメージのためまた違った雰囲気で最高に美味しい料理を楽しむことができます。

もちろんこれらのレストランをメインにしてくるお客さんが地元の方々はほとんどです。アルチャンダ=おいしいチュレトオンと景色、これを楽しむのが醍醐味です。

さらに、この小さな町の中心にとあるものがあります。それはサッカー場。こんな山上の小さなスペースに、しかもその中心にサッカー場を作るというのには驚きです。流石サッカー大国、どこに行ってもサッカー場がメインとして存在しています。

ちなみにこのアルチャンダ、ケーブルカーだけでなくもちろん徒歩でも、そして車でも登ことができますので、ビルバオに観光・留学でいらっしゃった際には是非とも一度訪問してみてください。

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