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全然違う!?スペインと日本の誕生日の祝い方

文化の違いというのは色々なところに現れるとはよく言いますが、それは誕生日の祝い方にまで現れています。先日誕生日を迎えまして、皆にお祝いをしてもらったのですが、そういえば日本とスペインでは誕生日のお祝いの仕方がかなり違うということを思い出しました。

皆さんは誕生日をどのようにお祝いしますか?

おそらくは家族がパーティーを開いてくれたり、外食をしたり、友人がプレゼントをくれたりという形ではないでしょうか?高校生ならば仲のいい友達がおやつやらなんか変わったプレゼントを用意してくれるというのも今ではスタンダードかと思います。また恋人からのサプライズがあったり、友人同士でもサプライズをしたりという感じでしょう。

私はこちらに来て3回目の誕生日を迎えているわけですが、当初はその誕生日の祝い方があまりにも違うので驚いたものです。

今回はそんな誕生日文化の違いを紹介していきます。

誕生日をアピールしなければいけない!?

先日誕生日を迎えた当日、サッカーの試合を見ていて、自分のチームのディレクターと会ったのですが、特に何も言わず挨拶をしたくらいでした。

そして翌日、練習があったのでグラウンドへ行き、他のコーチ達から「お誕生日おめでとう!」とインスタを見たのか、知っていたようで言ってくれたのですが、ディレクターからは「昨日誕生日だったのか、言ってくれよ、ビールくらい奢ったのに」と突っ込まれました。

普通の挨拶のようですが、これがちょっと違いまして、こちらでは自分の誕生日の日は知り合いに会ったら「俺、今日誕生日なんだ」と言うというのが普通というか、文化なのです。なんとも変わった文化ですが。

そして誕生日のアピールというのは言葉だけでは終わりません。

日本のスタイルでは「今日は誕生日なんだ、プレゼントくれるの?ありがとう!!」という感じですが、こちらのスタイルはこうです。

「今日は誕生日なんだ、みんなにプレゼントを送るよ、だから祝ってね、ありがとう!!」という感じです。わかりますか?この違いが。

つまりサプライズなどは当然なく、自分で自分の誕生日をアピールして、みんなに祝ってもらうという形です。誕生日パーティーを開くというのも半分義務のようになっています。もちろん大人になればそうでもありませんが。

クラスの友達にも祝ってもらう

小学校では誕生日となると一大イベントのようで、私のホストファミリーのお母さんも息子の誕生日前になると頭を抱えていました。

「めでたい日なのに、どうしたの?」と聞くと、「いろいろ準備が大変なんだよ」と。

何がそんなに頭を抱えるほどの準備があるのかと聞いてみると、「クラスの全員分にお菓子のプレゼントを用意した上に、巨大ケーキを注文して持っていかなければいけないの、その準備が大変で・・・」

なんと、クラスメイトがプレゼントをしてくれるのではなく、クラスメイトにプレゼントをしなければいけない、そしてケーキまで学校に持っていかなければいけないというそれはそれは想像するだけで準備が大変です。準備だけでなく大量の出費も覚悟しなければいけません。

学校にケーキとお菓子を持っていくなんて、日本では想像できないことですよね?そんなの持っていったら怒られてしまいます。

けれどもこちらではそれが普通のことらしく、逆にそれをしないと「あの子のお家は・・・」と陰口を叩かれかねないようです。

なぜそんな準備をするかというと、本来の意図としては、「みんなに誕生日を祝ってもらう、それはみんなへの日頃からの感謝の気持ちを表している」ようです。なので親は準備は大変ですが、大切な行事の1つですね。

また、さらに後日誕生日パーティーを家や近くのレストランを借りて行わなければいけないということで、その準備も大変だということ。なぜならば一度お呼ばれしたら、その子は呼ばなければいけないので、そうすると人数がどんどん増えていきどえらい規模でのパーティーになってしまうからです。それが年に1度ならばいいですが、子どもを二人、三人と抱える家庭はそれはもう大変です。

サッカーグラウンドでの誕生日の儀式

学校でそのようなお祝いがあるのですから当然ですが、サッカー現場でもお祝いがされます。

しかし、サッカー現場では学校とはまた違った祝い方がされるのです。まず、お菓子を用意したりするのは同じなのですが、簡単につまめるようなクッキーなどが並べられることが多いです。ケーキなんてそんな大層なものは必要ありません。気持ち程度のものでOKです。

そしてそれは大人の年代だけで、小学生や中学生など育成年代では準備をしていく必要はありません。(たまに小分けにしたおやつをチームメイトに渡している選手はいますが)そのお菓子を皆が勝手に摘んで「今日誰の誕生日だ!?」となるわけです。お菓子が置いている=誰かの誕生日と自然となるわけですね、そして誕生日の人におめでとうを伝えるという文化です。

サッカー留学に来る方々は高校卒業後の選手が多いと思いますので、自分の誕生日にはお菓子か何かを買っていくということをお忘れなく!!

もちろん持っていかなくても特になんてことはありませんが、持っていった方がみんな喜んでくれる上、より仲が深まります。そうやって仲間の誕生日を祝うというのはこちらの人が大切にしている部分でもありますから。

さて、サッカー現場ではそれ以外にも誕生日を祝う儀式のようなものがあります。それがパシージョと言われるものです。

これはチームメイトが左右に分かれて通路を作り、その通路を誕生日の人が通り抜けていくというもの。

それであれば普通なのですが、私はこれを始めてた見た時、衝撃的でした。

なぜならば、そのパシージョを通り抜けていく時に誕生日の人の背中をバチバチと叩くというよくわからない祝い方をするからです。

引用元:http://files.proyectoclubes.com/almeria/201511/662x372a_23120928pasillo-y-felicitacion-al-nuevo-capitan-en-el-dia-de-su-cumpleanos.jpg

そのため、誕生日の人はその通路を全力で駆け抜け、周りのチームメイトは全力でその主役を叩くという。。。その結果通り抜けた後は背中に紅葉ができているというのは想像に難くありません。こんな乱暴な祝い方をされて嬉しいものなのだろうか?と思いましたが、本人は祝ってもらったこと、そして誕生日の時しかこのパシージョは存在しないので、特別感が出て喜んでいるので、嬉しいのでしょう。

こんな祝い方をするのでたまにやりすぎて喧嘩になるという、なんのための儀式だよと思うようなことをありますが、これも独特な文化だなと思います。日本でやったら問題になってしまいそうですので、真似はしないでくださいね。

18歳は大切な節目

誕生日といえば忘れてはいけない大切な文化があります。日本で20歳が大人への入り口のように祝われるのと同じく、スペインでは18歳が飲酒、タバコ、そして選挙権が与えられる大人として扱われるようになる節目の年齢です。

日本であれば成人式でワーっとお祝いをするという文化ですが、こちらにはそのような式はありません。

その代わりに18歳の誕生日は盛大に祝われます。お店を貸切にしてパーティーを開いたり、夜はクラブに出かけて朝まで騒ぎ倒す、それがこちらでのポピュラーな18歳の祝い方です。なので、各友達の誕生日ごとにそれをするのですから、18歳になる年は年間で何回もパーティーに参加するということになりますね。

今回紹介したように、スペインでは自分の誕生日となると色々と準備等大変なのですが、みんなが自分の誕生日を知ってくれる、そしてそれに対して祝ってくれるというのはいい文化だと思っています。この誕生日文化の違いもこちらでしか経験できないことですので、留学に来た際にはぜひとも、誕生日に合わせてお菓子の準備を!!日本のお菓子なんてあれば最高に喜ばれること間違いなしです!!

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