カフェ スペイングルメ

スペインに来たらバルでコーヒーを頼もう




スペインに来たらバルに行く、それはもう自然の流れで、留学であろうが旅行であろうが必ず行くことになるでしょう。しかし、バルに行って何をどう頼んだら良いのか?スペイン語がまだまだ十分でない留学初期や観光者にとってはハードルの高いことです。

バルとは日本の居酒屋のような、カフェのような、はたまたレストランの機能も併せ持つスペイン人たちの憩いの場所です。バルで友人たちとカフェを楽しむ、お酒をいっぱいひっかける、食事を楽しむ、そんな光景が朝から晩までバルでは見ることができます。

私も行きつけのバルがあり、そこでサッカーを観戦したり、コーヒーを飲むというのが習慣になっています。そのようにバルというのは生活の一部に当然の如く存在します。

今回はそんなバルでコーヒーを頼む時にどのように頼んだらいいの?そしてどういった種類があるのかということを紹介していきます。

いろんな種類のコーヒーがある

留学1年目、語学学校に通い始めた頃のこと、お昼休みになるととある週間が待ち受けていました。

学校の友人「いくか、バル」

私「バル?んー何それ?」

友人「まぁおいでよ」

ということで従うままにバルに先生、クラスの数人で行くことに。バルというものを知らなかった私は何のことかわからないままに行くのですが、バルについては説明済みなのでここではその紹介は省きます。

そしてバルでみんなが飲み物を頼み始めます。

私はその光景をぼ〜っとみていると友人が私に「何か頼みなよ」といってくれるのですが、そんなことを言われても、何をどう頼んで良いことやら、、、それに何があるのかわからないのでとりあえず「君と同じものを」と答えるのが精一杯。

そして運ばれてきたものは、「カフェ・コン・レチェ」といういわゆるカフェオレ。まぁどんなもんかと飲んでみると、「お、美味しい・・・」びっくりするほど美味しい。味は濃いめで薄い日本のコーヒーに慣れていた私にとっては、これがコーヒーの味かと思わされるほど感動しました。

それもそのはず、コーヒーの抽出マシーンでこちらは11つ注文の都度淹れているのですから。

さらに、嬉しいことに、クッキーやチョコレートなどコーヒーに合うお茶菓子を1つ必ずつけてくれます。これはナイスなサービス、「わかってるなぁ」と思わず心の中でつぶやいていました。

自分が頼んだコーヒーを飲んでいてふと先生の方をみると、何やら小さなコップに入ったものを飲んでいるではないですか。

私が「何それ?何飲んでるの?」と聞くと、「カフェ・ソロだよ」と。どうやらいろんなコーヒーの頼み方があるようだということで11つ教えてもらいました。以下にそれぞれについて紹介していきます。

カフェ・コン・レチェ

まずは、私が頼んだカフェ・コン・レチェですが、これは多くの人が頼むスタンダードカフェです。エスプレッソマシーンで抽出を少し長めに行ったコーヒーに温めたミルクを混ぜたコーヒー牛乳。

割合はフィフティー・フィフティーでお店によっては少し生クリーム(液体)を淹れてアクセントをつけているお店もあります。

ちなみにコーヒーのと牛乳の割合を変えることも可能。

コーヒー多めにしたい場合は、カフェ・コン・レチェ、ラルゴ・デ・カフェと頼みましょう。

逆にコーヒー少なめでミルク多めにしたい場合は、カフェ・コン・レチェ、コルト・デ・カフェと頼みます。

ちなみに私の好みはラルゴ・デ・カフェ。コーヒーに少しミルクを入れた感じでコーヒーの味をしっかりと感じながらミルクで少し優しくしたちょうど良い感じです。

カフェ・ソロ

語学学校の先生が飲んでいたカフェ・ソロ。これはいわゆるエスプレッソです。エスプレッソに関しては説明不要ですよね。

私には濃すぎる上に、友人と会話をしながら飲むには適していないので頼むことはほとんどないですが、頼む人が多いので、美味しいのでしょう。

カフェ・コルタード

カフェ・コルタードは、エスプレッソに温めたミルクを少しだけ入れたものです。エスプレッソまでの濃さはちょっとしんどいけれども、濃いコーヒーを飲みたいんだという人にとってはおすすめです。

また、私はレストランでの食事の後に飲むことが多いです。こちらの昼食はかなり量が多いので、お腹いっぱいになります。そこでデザートと一緒にカフェ・コルタードを飲むと量的で、なおかつこちらの甘すぎるほどのデザートにもちょうど合います。

カフェ・アメリカーノ

カフェ・アメリカーノはいわゆるアメリカンコーヒー。日本で一般的に飲まれているブラックコーヒーです。これは本当に日本のものとそこまで変わらないです。濃さも同じような感じですので、ブラックを飲みたい時はこれを頼みましょう。

けれども、ミルクはついていませんので、ブラックに少しミルクが欲しいんだというときはコンレチェ、ラルゴ・デ・カフェを頼みましょう。

コップで頼む?カップで頼む?

コーヒーを頼んだ時、カフェ・ソロ、コルタードは小さなエスプレッソ用のコーヒーカップで出てきます。そして他のものに関しては、コーヒーカップ、こちらではタサと言いますが、それで出てきますので、量としては、そんなに多くはありません。

それで1.5ユーロくらいですので、安いは安いです。ちょっとコーヒーを飲もうかなということであればそのくらいの量で十分かと思います。

もっと飲みたいなぁという時は、コップに入れてくれます。こちらではバソと言いますが、頼むときに、(コーヒーの種類)エン・バソ というとそのように入れてくれます。言わなければコーヒーカップですので、くれぐれもバソで欲しい時は注文時に伝えてください。

また、夏場暑い時に飲みたいもの、それはアイスコーヒーですよね??しかし、こちらにはアイスコーヒーがないんです。。。なので、アイスコーヒーが飲みたい時は (コーヒーの種類)コン・イエロ と言いましょう。イエロってなんだ?となりますよね、イエロとは氷のことで、コップに氷を入れたものと、コーヒーカップに熱いコーヒーが入ったものの2つを用意してくれます。

そして自分で(お店によっては店員さんが)コーヒーを氷入りのコップに移すという作業を行い、アイスコーヒーが完成です。

ちなみにこの、コップに移す作業、かなり難しい。。。慣れるまでは結構コーヒーをこぼしてしまいますが、そこは上達するまで修行が必要です。

持ち帰りたい時はどうすればいいの?

店内で飲む時は特に何も言わずとも良いのですが、お持ち帰りしたい時はどうすれば良いのか?特に今はコロナ禍で混んでいるバル内では飲みたくないという時には、お持ち帰りを選択するというのも良いでしょう。

そんな時に必要となるワード、それがpara llevar (パラ・ジェバール)」です。これを言うと日本で頼むのと同様に紙コップにコーヒーを入れてくれ、蓋を準備してくれます。どのバルでもお持ち帰りができるようになっているので安心してください。

けれども、注意が必要です。こちらの人は適当なので、カップと蓋が一致しないなんてこともあり得ますのできちんと確認しましょう。

このパラ・ジェバールは当然ですが、ピンチョスなど食べ物を持ち帰る時にも使えますので、バルで何か持ち帰る時にはぜひこれを使ってください。

お会計は私が払うよ文化

さてコーヒーを飲み終えて、お会計をしようと言うことになりますよね。ちなみにバルでは頼んだ時に支払いを完了しても、帰る時でもどちらでもOK。多くの人は帰る時に支払いしていますが、帰るタイミングでバルの店員さんが忙しくしていたりもするので、サッと帰りたいなと言う人は先に払うと良いでしょう。

その支払いですが、学校のみんなで行って飲み終わってさぁ学校に戻ろうかというとき、事後に支払うようにしていたので、お金を準備して払おうとすると、先生が「ここは私が払うから、君たちはいいよ、また今度で。」と何と太っ腹な対応。

別の日に行った時は、「今日は私が払うわ」とクラスメイトの1人が全員分を払う。何だこれは、と思ったのですが、こちらの文化として、ビール1、2杯やカフェ程度であればみんなの分払っちゃうぜ、と払ってくれちゃいます。もちろん、別の日には私がみんなの分を払ったりもするのですが、面白い文化ですよね。割り勘文化ではあまりないんです。もちろん割り勘をするときもありますが、レストランで食事をするときくらいで、バルなどでは圧倒的に少ないと言えます。

このようにバルでコーヒーを飲むと言うのは、もちろんコーヒーを味わうことでもあるのですが、それ以上にみんなで集って話す、そのために利用しているという側面も強いです。

スペインに来た際にはぜひ、バルでコーヒーを頼んでみてください。

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