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スペインで学位認定オモロガシオンを申請する その2

スペインでサッカーのコーチングライセンスを取得する際や、大学に通うなど様々な場面で必要になるオモロガシオン。

その1では日本での手続きをお伝えしました。→https://spain-guide.site/2021/01/13/homologacion/

その2ではスペインに戻ってから、オモロガシオンを申請し、受け取るまでの手続きを紹介していきます。スペインに戻ってからがオモロガシオン申請の本番と言っても良いかもしれません。それくらい手間がかかり、大変です。

ステップ1 アポスティーユ済書類を翻訳する

アポスティーユ証明された英語の書類を持って帰ってきたら、それを次はスペイン語へと翻訳する必要があります。

Google翻訳を使って、1つ1つ訳していく、なんてことはしては行けません。なぜならば、外務省でせっかく正式な証明をもらったのに、それを何の資格もない人間が勝手に訳したら信用できませんよね?

なので、翻訳は専門家に依頼する必要があります。その専門家のことをtraducción jurada (トラドゥクシオン フラダ)と言い、大体の翻訳会社にはその資格を持っている人がいます。

この依頼する時に英語の書類である必要があると言うことです。なぜなら日本語ができる翻訳家なんてスペインにはそうそういません。ちなみに日本で資格を持っている翻訳会社に依頼すればそれはそれで問題ありませんが、コストがスペインの方が安いのとスペインで翻訳した方が申請時にスムーズかなと思い私はスペインで行いました。

ではどうやってその会社を探すのか、traducción jurada でネット検索して問い合わせば問題ありません。私もその方法で行い、メールで書類の写真を送り、お金を振り込んだのち4日くらいで翻訳済みの証明された書類がメールで送られてきました。

値段は私の場合は50ユーロでした。会社によって金額が異なるためいくつか見積もりをもらってから決めてもいいでしょう。

ステップ2 その他書類を準備する

オモロガシオンの申請には日本で揃えた書類の他にも様々な書類が必要です。下記にまとめてみました。

・アポスティーユ証明された成績・卒業証明書の原本とコピー

・アポスティーユ証明された成績・卒業証明書のスペイン語翻訳書類とそのコピー

・パスポートの公印証明済コピー

・申請書

・住民票

・申請手数料支払い領収書

この6つの書類を全て揃えなければいけません。2つは日本で揃えているので、残りの4つをスペインで揃えるということですね。

これらを揃えるのもなかなか手間のかかることですが、本気を出せば1週間程度で揃えられます。

まずは、住民票。スペイン語ではempadronamiento (エンパドロナミエント)というのですが、それを市役所等で出してもらいます。今年はコロナの影響で窓口受付しておらず、ネットで申請してメールで届いたものをダウンロードするだけと至って簡単。

住んでいる地域の市役所のHPを見ればわかります。

しかし、そもそも住民登録をしていなければ当然ですが申請できません。住民登録は簡単で、住んでいる家のオーナーさんに証明書を出してもらうもしくは市役所に一緒に行き(一緒に行くのが手っ取り早いです)そこでempadronar したいと言って申請するだけです。語学学校に通っていて、住居も手配してもらっている場合は、学校に言えば全てやってくれます。

続いて、申請書なのですが、これがまた大変です。

まず、departamento de estudio と検索して住んでいる州の教育省のHPにアクセスします。そこから検索欄にHomologación と打ち込むと申請関係のページに飛びます。

バスク州の場合は、そこにオモロガシオン申請の方法のビデオが付いており、それを見ればその後の流れがわかります。

ここまでたどり着くのにまずは一苦労。なぜならほとんど情報がない中でやらないとけないので、大変です。

ビデオを見たらその後は簡単。その手順に従って、申請用リンクにアクセスして個人情報を埋め込んでいくだけです。

その埋め込んで登録が完了すると、それをダウンロードすることができますので、それが申請書となります。

ステップ3 予約をして申請手数料(税金)を払う

申請書を登録するページには申請手数料を支払って、その後申請にいく日を予約するページもあります。

申請手数料は50ユーロ程度。クレジットカード支払いか銀行振り込みを選べます。クレジットの方が手っ取り早いので私はそうしましたが、どちらにしてもそれが完了した書類を保管しておくようにしましょう。

振り込みが完了すれば申請日をリストの中から選んで予約するだけ。

ステップ4 申請する

さて、申請当日を迎えたら後は簡単。申請しにいくだけですから。

申請にいく場所は州の地域庁舎、バスク州の場合はzuzeneanという名前で、各県に1カ所ずつあります。

こんな建物です。

そこに時間通りに行き、セキュリティーの人に自分の予約と名前をチェックしてもらい中へと入ることができます。

その後、自分のNIE(外国人カードとそこに記載されている個人番号)を機械に入力すると窓口のナンバーと順番が出てくるというもの。

しかし、ここで事件が、NIEの番号を打ち込んでもなぜか「予約されてません」の文字が。。。何度やっても同じ。途方に暮れていると、セキュリティーの人が来てくれて「番号見せて、あー違うわね、きっと ネットで予約申請する時に番号打ち間違ってるんだよ」と言って修正してくれ、無事に受付へ行けることに。私のミスだったんですが、こういうことがよくあるみたいです。

そして順番を少し待って受付に行き、申請書類を提出するだけ。ここでは書類が揃っているかのチェックを受けます。申請書類が不足していたら当然指摘されますが、そうでなければなんの問題もなくものの5分程度で終了します。

ステップ5 不足書類のやり取り

申請から承認が降りてオモロガシオンが発行されるまで大体半年以上かかると言われているのですが、申請してすぐに見知らぬ番号から電話がかかってきました。

「もしもし、バスク政府のオモロガシオン担当の者ですが、提出してもらった書類の中で、卒業証明書が不足しているようなんです。」

電話は不足書類の提出の請求電話だったのですが、その書類、提出しているんです。

しかし担当者は、いや、ない、それではないと全く話が通じず。。。さらに当然ですが、スペイン語で申請関係の専門的な用語も飛び出すので理解できず。メールも丁寧に送ってきてくれ、正式な文章として必要書類の再請求をしてくれます。

書類完璧に揃えているのに、足りないと言われ、しかもそれを3ヶ月以内に提出しないと申請が処理されなかったことになるどころか、なんと2度と申請できないということ。これはやばい。

最終的には、スペイン語が私より数倍理解している友人に電話をしてもらうという旨を伝えて話を終えました。

そして友人に後日電話してもらった結果。。。なんと書類は十分に揃ってるということ。なんやねん!と突っ込みたくなりますが、担当者が本部に確認したところOKをもらったとのことで、まぁ担当者のミスですね。こんなこともよくあるようです。

その後待つこと、2ヶ月。なんともうオモロガシオンが届きました。半年以上と一般的に言われているのはなんだったんだろうと思うくらいはやく届きました。そしてその書類を学校に提出すれば完了です。

私の場合はこれでうまく行きましたが、揃える書類は一緒でも地域によっては申請がうまく処理されないというようなケースもあるようです。

このようにしてオモロガシオンはゲットできるわけですが、実際全ての書類を揃えて、最終的に受け取るまでには、時間も労力もかかります。サッカーのコーチングスクールに行くと決めている人、就職したいと考えている人などは各種書類を含めて早めに用意しておくことをお勧めします。

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