住むことに関する全般 未分類

コロナ第二波の追加措置でさらに厳しくなるスペインのサッカーの現状

116日 非常事態宣言の内容に追加の措置が発表されることに。

その前日、ニュースサイトではこんなことが言われていました。

「明日バスク政府から追加措置が発表される予定、そしてその内容は」と事前に大体の内容がリークされているではないか!?

Deia(デイア)とEl correo(エル・コレオ)という2つの新聞社のニュースサイトなのだが、この2社は政府とつながりが強く、結構詳しい情報が事前にリークされる。

それを政府も容認しているらしい。

なぜなら、こういう理由。

「こんな措置が明日から出るかもよ。そして当日、出た。けど予想よりも軽かったね。」

「突然政府から、制限が課されることが発表される」

結果的にはどちらも一緒なんだけど、印象が違うということ。事前告知みたいな形で政府も使っているから、人々へ与えるマイナスイメージを少し軽減できるようです。

さて、ではその追加措置というのはどのようなものが出されたのか、紹介していきます。

非常事態宣言から2週間で何か変わったのか?

具体的な措置の内容に入る前に、ここには触れておかないといけない。

非常事態宣言が出されて、様々な制限が設けられ、効果はあったのか??

(制限内容については前回の記事参照 https://spain-guide.site/2020/11/05/hijyoujitaisengen-re/

数字としての効果は恐らくない。なぜならば1日の感染者はバスク州で1000~1600人の間を行き来している状態で、宣言前より少し増えてるくらいの勢い。もちろん2週間でそんなに効果が出るもんじゃないから仕方ないんだけれども。

道では、人通りは少し少なくはなったものの、学校は普通にやっているし、前回のロックダウンのように警察が至る所で監視しているわけでもないので(実際ほとんど警察を見ない)、市と市の移動も普通にできてしまう。

そりゃ一人一人チェックしているわけにもいかないし、あってないような決まりだったということ。

しかも週末には、夜に公園で若者たちがマスクもせずにお酒を飲んで騒いでいたりと、そりゃへりませんと言っているようなもの。

つまり、2週間で何が変わったかというと、何も変わっていない、むしろ感染者増えちゃってるじゃないかー!!ということ。

そりゃ追加措置しますね。政府は。

飲食業界崩壊の危機!?

追加措置の中でも最も重かったものが

飲食店への営業休止要請

ロックダウン中も営業できなくて、再開して5ヶ月でまたしても休業。。。バルがコンビニの数ほどある、いや、それ以上にあるこの国においては、これは非常に重い。当然バルだけでなく、レストランもその対象なので受けるダメージは相当でかい。

もちろん救済措置はあるものの、それにしてもこの決断で潰れてしまうお店も出てくるのは想像に難くない。

それだけじゃない、住民にとってもバルに行って晩酌をする、友達とあーだこーだと話をする、それがこちらの文化であり、その文化が禁止されるというのはたまったもんじゃないと考えている人は多い。

私も、バルでサッカーのテレビ放送を見るというのが習慣だっただけに、これは痛い。。。

また、それだけではなく夜間外出禁止時間が23:00:00 だったのが、22:00からと1時間短縮されることに。

もうこれは、そのまんまの意味だけれど、夜に外で遊ぶなということ。

こちらでは22:00に小学生が外にいることも普通で、もちろん20代前半の若者からしたらその時間からスタートみたいなもんなので、彼らの楽しみが制限される決定とも言える。

もちろんより大人な人たちにとってもそう。

そんな早い時間に家にいないといけないというのは、こちらの文化からしたら信じられないことです。

サッカーはとうとう

とうとう、恐れていたことが起きてしまいました。

そう、

練習の中止

今までは6人1グループであれば、そして同じ市内もしくは隣接している市に住んでいる選手であれば許されていたものが、なんと全面的にダメってなってしまいました。。。

これは本当にショック。

まぁ元々は非常事態宣言が出た時点で中止になるかもとも言われてたので、できていたことがラッキーだったのかもしれないけど。

当然ではございますが、リーグ戦ももちろん中断は継続。練習できないんだから当然だけども。

しかし、リーグ戦に関しては一抹の望みが。サッカー協会が発表したのは

「15日間のリーグ戦の試合の中断を決定しました」

という内容。これは前回の発表と同じなんだけれども、要するに、「2週間は試合中断しますよ」ということ。

つまり、何が言いたいかというと、リーグ戦に関しては今年もうやらないと決まったわけではない。ということ。

これは本当に良かった。もしこの時点で「はい、リーグも今シーズンは終わりです」となったもんならば選手のモチベーションだけでなく、指導者のモチベーションもガクーンと落ちてしまいますから。

小学生年代の選手達ももちろん中断で、こっちはせっかくトレーニングができるようになったところをいきなり中断。今シーズン4回くらいしか練習していないチームも多々。

こうやってサッカーをやる機会が奪われていくというのはどうしようもないこととは言え、かわいそうですね。

セミプロ、プロリーグに関しては事情は違います。リーガエスパニョーラ、セグンダ、セグンダB、テルセーラと、大人の1部から4部までは通常通り活動ができます。(地域によっては4部の活動がストップしています)

スポーツをするにも何をするにもマスカリージャ

部屋でくつろいでいると、外から拡声器を使ってなんやら言いながら走っている車が。

日本みたいに選挙かなんかで演説か!?と思ってよく聞いてみると。

「マスカリージャをすることは義務付けられています。自転車でもランニングでもマスカリージャをつけるのは義務です」

という内容のことをずっとリピートしているではないですか。

マスカリージャというのはマスクのこと。つまりこれはバスク政府の車が周知徹底のためにやっている通達だったようです。

こんなこともやるんだなと新鮮に思いながら、「おやおや、待てよ」ともう一度よーく聞くことに。

「自転車でもランニングでもマスカリージャをつけるのは義務です。」

な、なんと、ランニングでもマスクをつけながらやらなければいけないの!?

マスクしながら運動するなんて、大学の時にアメフト部が体力向上の一環でやっていたのを見た以来。

そんなん、息吸えないし、苦しいし。。。

「はは~ん、さては、そうやって苦しいから、みんなやらないよね?そうでしょ?じゃあお家にいなよ」

というこれは政府による悪魔の囁きだな、なんて思いながら、そんなささやきに負けず走ることに。

実際にマスクオンで走ってみると

かなり苦しい。。。これは正直、走りたくなくなるレベル。。。

兎にも角にも、スポーツをするときにマスクをしなければいけないことが義務化されました。先述の通りプロ・セミプロは別。個人でスポーツしたりとか、ジムに行ったりとかの話。団体スポーツはサッカーも含めて禁止されたのでできないというのが今回の決定。

クリスマスが目安

いつまでこの新たな規制は続くのか、一応2週間とは言われているけれども、大方の予想は1ヶ月。もしかしたらもう少し続くかもしれない。

なぜならば、バスク政府はこんなことを言っているから。

「クリスマスを平穏に過ごせるように、今回このような措置を取ってる、協力をお願いしたい」

と。ということは、そういうこと。スペイン含めヨーロッパはクリスマスは宗教上の理由からすごく大切にされている。そして、その時期はやっぱりみんな買い物をいっぱいするし、経済的にも大きな効果が見込まれる時期。

その時にはコロナをちょっとでも抑え込んで、ある程度規制を緩めたいというのが、政府の考え。

とはいうものの、学校も仕事も普通にやってる今の感じだと、夜の活動を抑えたことでどれだけの効果があるかは正直不明ではあるけれどもどうなることやら。

さて、もし増えたら次はどんな厳しい対策が待っているのか、とにかく減ることを願うばかりです。

スペインサッカー留学の斡旋・サポート

関連記事