スペイングルメ

スペインのランチといえばプラトコンビナート

「スペインに住んでいたら日頃ランチってどんなものを食べるの??」

ということを聞かれることがよくある。

確かにそりゃ気になるもんですよね。日本にいたら当然日本食を食べるもんだし、スペインって普段何なべてるんだろ?と。

スペインのイメージといえば、パエリア、アヒージョ、生ハムなんかを食べてるイメージがあるけれども、当然だがそんなものを毎日食べている訳はない

日本人が毎日お寿司を食べているかというとそうではないというようなことと同じで。

では、普段ランチは何を食べているのか?

それは、プラトコンビナート

なんだか石油化学コンビナートみたいな、美味しくなさそうな名前だけれども、プラトコンビナートをランチで食べることが多い。

もちろん毎日ではないし、外食する時のランチというイメージ。

今回はそのプラトコンビナートとは何ぞや?ということを紹介してきます。

プラトコンビナートとは??

では早速だが、プラトコンビナートって何?ということから。

ズバリ

「ワンプレートランチセット」

である。非常にわかりやすい。

プラト=お皿 コンビナート=セットの という意味。

それをくっつけて、プレートセットというような意味になります。

ちなみにどこで食べられるのかというと、日本であればレストランや、定食屋さんでランチを食べることが多いかと思うけれども、プラトコンビナートはバル(居酒屋、カフェ)が提供するお昼のランチ。

居酒屋がランチを出すのか?と思うかもしれないけれども、こちらでは日本のコンビニ以上にバルがあり、その多くがプラトコンビナートを提供している。

つまり、こちらでは定番のランチメニューだということです。

では実際にどんなものが出てくるのか、実際に食べに行った体験をレポート形式でお伝えしていきます。

まずはバルを探す

「さて、プラトコンビナートを食べるぞ」と思ってふらっとバルに入るのもいいですが、日本でランチの場所を探すのと同様、こちらでもプラトコンビナートがあるバルで、その噂を聞いてお店を選ぶ。

例えば地元で有名だとか、量が多いとか、とにかく美味しいだとか、魚が有名だとか。

そういう情報をもとにお店をチョイス。予約する必要は特にありません。

今回訪れたのは、私が住んでいるビルバオ中心地からは外れた郊外にあるバル。

お買い物のついでに日本人のサッカー指導者仲間達とランチをしようということで訪問。

選んだお店の名前は Com &Cop (コム アンド コップ)

ここは量が多いことで有名だとか。ということで味はどうかな、リピートするお店かなというリサーチも兼ねて訪問。

お店の外観はいい感じ。

期待に心躍らせながらお店の中へ

席数はそこまで多くないけれども、新しめのバルという雰囲気のあるお店。

お店に入り、店員さんに「ランチ食べに来たんだけど」と伝えると、空いている席に案内してくれ、食事セットを整えてくれる。

いい感じ。

注文してみる

さて、ここから注文へ。

「えーメニューはどこだ、ん?ないぞ?」

と皆で話しながら、店員さんを呼ぶことに。

我々「メニュー持ってきてもらえますか」

店員「メニューはね、壁に貼ってあるQRコードから読み込んでね」

なんとハイテク。

もう紙ベースでは出してくれないのです。日本も今ペーパレスと言っているがその先をいくスペイン。

というのも理由があって、コロナの影響で感染防止策として紙ではほとんどのお店がもう出していないというだけ。

携帯持ってなかったらどうするんだろうと思いながらQRコードを読み込んでメニューをチェック。

プラトコンビナートの欄をチェックし、一通りメニューに目を通す。

どこのお店も大体は置いているものは変わりません。

値段も当然チェック。

大体9~11ユーロ くらい。まずまずと言ったところ。

そして頼むものを決めた。

しかしここで、何か他にも一品料理をシェアしようかということになりチョイス。

こういうのはよくあって、1、2品プラトコンビナート以外に頼んだりします。

今回はコロッケとサラダをチョイス。

さて、実食

さぁ料理が運ばれてきて、まずはコロッケから。

このお店はちゃんと順番がわかってらっしゃる。素晴らしい。

日本でコロッケといえばジャガイモのホクホクの、そんなイメージでしょう。

しかし、こちらのコロッケはちょっと違う。

一口サイズのクリームコロッケのようなイメージと言ったらわかるだろうか?

ちなみに出てきたものをすぐに食べるとやけどをしそうになるくらい熱いので要注意。

さてさて、食べてみると。

うん、一般的なコロッケで美味しい。

外はさくっとしていて、中身は少しトロッ。ぽいぽい食べられちゃう。

ちなみにコロッケはフォークとかでさして食べてもいいけれど、衣が崩れてうまくいかないので、手で摘んで食べるのがおすすめ。

なお、ここのお店は全て同じ味だけれども、お店によってはコロッケの三種盛りといったように中にハムが入っていたり、イカスミ味だったりというのもある。

次に運ばれてきたのは、サラダ。サラダだけでも10種類以上あったけれども、スペシャルサラダという名前のサラダをチョイス。

レタス、トマト、チーズ、シーチキン、玉ねぎ、ハム、カニカマ、アンチョビが入っていて、上から塩、バルサミコ酢、オリーブオイルで味付けがされているという内容。

サラダにカニカマ!?しかもスペインで!?と思うかもしれないけれども、こちらではカニカマはよく使う。日本より使ってるんじゃないかなと思うくらいよく見かける。

サラダに入れるとこれがまた美味しい。絶妙なアシスト役になってくれる。

そしてなんといってもアンチョビ。アンチョビのしょっぱく独特の味とサラダはもう絶品。めちゃくちゃ合う。こちらではポピュラーな組み合わせだが、日本ではあまり見ないかなと思うので是非とも食べてみてもらいたい。

お待ちかね、プラトコンビナート

さて前菜を大体食べ終わるかどうかというタイミングで、メインのプラトコンビナートが運ばれてきました。

私が頼んだのはこれ、

ドーンとどでかいお皿にはみ出すほどの牛フィレ肉とベーコン、目玉焼き、フライドポテトが盛り付けられている。

写真ではイメージつかないかもしれないけれども、かなりのボリューム。ザ・欧米というような料理(笑)

噂に違わず、ここのプラトコンビナートは量が多い。これでその値段かと思うとお得感満載。

もちろん他の店も多いのだがこれより少し小さいのがスタンダード。例えば牛フィレを頼んでも、2枚も入っていない。

肝心のお味は普通。ボリューム重視のお店なんだなと納得しながら、美味しくいただきました。

焼き具合はミディアムくらいで、牛フィレとなるとペラッペラのものが出てきがちだが、このお店のものはある程度の厚みもあり素晴らしい。味は少し薄いので塩胡椒を別で持ってきてもらい調整。

友人は他のものを頼んでいて、ちなみにこんなものを

その名もアロス クバーナ。直訳するとキューバライス。

どんな料理かというと、ご飯の上にトマトソースをかけて食べるという料理。

美味しいのか!?と思うかもしれないけれども、美味しい。クセになるお味。

それと横に豚肉と目玉焼き2つ。結構ボリュームあり。

今回はプラトコンビナート以外にも頼んだけれども、プラトコンビナートだけでも十分にお腹いっぱいになります。これを食べたら晩ご飯は要らないなってくらい。

プラトコンビナートにはセットとしてついてはいないけれども、食後はカフェで締めるというのが世界共通。

今回はプラトコンビナートについて紹介しましたが、これもスペインの食事文化であり、旅行できても簡単に頼める定食なので、スペインに来た際には一度プラトコンビナートを試してみるのもオススメです。

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