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コロナ第2波禍中でのスペインへの帰国旅

以前にスペインから日本へとコロナ禍の中帰国する記事を書いてからはや2ヶ月が経ち、次はスペインへと戻る記事を書きたいと思います。

スペインで活動している日本人のサッカー関係者の大抵は、この夏の期間は日本へと帰国します。私も記事で書いた通り、帰国していました。

帰国する理由は、日本が恋しいから、ではなく(そういう気持ちももちろんありますが)一番は夏の時期はサッカーのシーズンがオフだからです

シーズンがオフだとスペインにいたってやることがないんです、サッカーやりに行ってるもんですから。

もう一つの理由は、日本でお金を稼ぐためです。これは選手として留学する人も指導者も覚えておいた方がいいことですが、スペインでは基本的には学生ビザでの滞在になると思いますので、向こうでお金を稼ぐということはほぼできません。

なので、日本に一時帰国してアルバイトをしたり、またサッカーの指導をしてお金を頂いてスペインでの活動資金にしていく実は大切な期間なのです。

もちろんそれだけではなく、家族や友人に会って、美味しい日本食を食べてエネルギーを貯める、そして9月から始まるプレシーズンに向けてスペインへと戻ります。

今回は第2波が日本でもスペインでも、また世界的にも訪れている中での帰国の現状についてレポートしていきます。

VIP待遇の関西国際空港

家を出て関西国際空港につき、国際線のロビーに行くと、そこには今までに見たことのないような空港の状況が映されていました。

チェックインカウンターが1つの会社しか開いていない

こんなこと、今まで往復する中でも、当然ながら一度もなく、普通ならば空港のカウンターは光と人の活気で溢れていて煩雑としているものですので。

それが、私の乗るKLMオランダのカウンターだけスポットライトが当てられているかのように、他のカウンターは全てクローズされていました。

それもそのはず、この出発便の写真を見てください。

1便しかないのです。そりゃそうなるなと納得。

そうするとどうなるか、KLMの方も、空港の方々もその便に乗る方々に対してのみサービスを行うことになるので、ものすごく丁寧に扱ってくださいます。荷物が重量オーバーしてもスルーしてくれました(たまたまかもしれませんが)

また、出国手続きでは大勢のスタッフが私1人の移動に対してまるでお出迎えしているかのように誘導してくださいます。

お土産ショップでも客は私1人、目線が痛いくらいに見られなんだか気まずい感じはしましたが、これだけのサービスを独り占めすることはなかなかできません。

まさにVIP

それを不謹慎ながらにも感じさせられました。

トラムが動かない

しかしながら、いいことは続かないとよく言う通り、続きません。

出発ゲートまで移動するために、通常であればトラムという空港内の電車のようなものを使って移動できるのですが、コロナ対策の一環でなんと停止されていたのです。

まぁ仕方がないと諦め、道案内に従って進むと、「おいおい、待ってよ」と思わず口にしてしまうほどの、空港内のロングストレートが待ち受けていました。

そりゃそうです、普通トラムで行くところを歩くのですから。

歩くこと10分程度で目的のゲートまでたどり着くことはできましたが、人気のない空港を詳しく書かれていない案内板を頼りに歩いていくと言う経験はおそらくもうできないでしょう。したくもありませんが。

いざ搭乗、機内では

時間になって搭乗すると、ここでもまた驚きが。

50人程度しか搭乗者がいない。

コロナ禍で搭乗者数が少ないのはわかりますが、ヨーロッパの各国が非常事態宣言を解除している中でこの少なさは驚きでした。

座席数が260席弱の飛行機だったため、機内はガラッガラで、シートは横一列使いたい放題です。

身長の高い私にとっては足元の窮屈さを感じることもなく、広々と使えるというのは本当に助かります。

これは日本への帰国の時もそうだったのですが、国際線のエコノミーでシートを全て使って寝転べるというのは非常に嬉しいことです。

さて、搭乗中のサービスについては、やはり平常時よりも少し勝手が違いました。

まず食事に関してですが、いつも搭乗するとすぐにメニューが配られるので、どれにしようかなぁと考えるのが好きで、それを待っていました。

しかし、待てど暮らせどやってきません。

「ん?どうしたんだ?」と思っているとガラガラと荷台を引いてCAさんがやってきました。

「なるほど、さてはメニュータイプじゃなく、その場でビーフorフィッシュを即決させるタイプか」と待ち構えていると、サッとトレーが机の上に置かれました。

思わず「え、選べないの?」と聞くと、「ごめんなさい、コロナ中は1つのメニューしか出さないようになっているの」と。

このように食事1つとっても変わってしまってるんだなと実感させられました。ちなみに食事は選べませんでしたが美味しかったです。

トランジットの入国検査で必死に訴える

現在スペインへの日本からの直行便は休止されているため、どこかでトランジット(乗り継ぎ)をして向かうしか方法がありません。

私は今回オランダ経由で入るため、 EU圏への入国検査はオランダで行われました。今回は特殊な状況であったため、少し怖いなと思いながら検査官のところへ。

入国検査に長蛇の列ができていたので、「よし、この流れに乗ればスッといけるかも」と企み並んで、自分の番が回ってきました。

検査官「パスポートとチケット見せて」

自分「はい、これです。OKですか?」

検査官「ビルバオまでで間違い無いですか?」

自分「はい、そうです」

ここまでは、想定内。よしこれで通過できるぞと思っていると、検査官、仕事熱心でした。

検査官「向こうに住んでいるの?」

自分の心の声「住んでるけど、住んでるというといろいろ面倒な説明が待ってるし、ここは

自分「はい、住んでます。(嘘はつけなかった)」

検査官「じゃあ、在住カード見せて」

自分「はい….どうぞ」

この瞬間から避けたかったことが始まることに。。。

検査官「このカード、期限切れだから入国できないよ」

自分「そう、そうなんですけど事情がありまして、入国できるんです」

検査官「どういう理由?」

ここまでは、英語でのやりとり。しかし、その理由の説明が私の英語レベルの低さから説明できずスペイン語で。

しかし、検査官はスペイン語は喋れず、分からないもの同士が違う言語説明し合うという泥試合に

そんなやりとりを10分程度繰り広げ、最終的に、

自分「コロナのせいなんです」

検査官「コロナのせいねん~OK

多分もう面倒になったのかもしれませんが、なんとか関門を突破しました。

なぜ切れても入れるかというと、きちんと理由があり、コロナの影響で更新作業ができなかったため、スペイン政府がビザ保有者全員に6ヶ月の自動延長をしているのです。

ですが、それを他国は知らないのでいちいちこのようなことが起こったということです。

ちなみに、コロナでなければ、期限切れのカードでは入国できず、日本へ引き返さなければいけなくなります。ただし、更新中であることを証明する書類があれば問題ありません。

いざスペインへ

トランジットを乗り越え、いざビルバオ行きの飛行機に搭乗し出発。

スペインは入国制限を緩和していることもあってか、飛行機内はほぼ満員。隣のおばさんはフェイスガード&マスクの厳重ガード。私が横に座るとあからさまに嫌そうな表情をして体ごと横に背けられ、これはまだアジア人に対するコロナ偏見かとも思いながら、まぁ仕方ないかと思いつつ着席。

機内では特に問題もなく進んでいき、途中で入国に際しての健康チェックカードが配布され記入しなければいけません。

英文字での記入で、私がせっせと書いていると、横でソワソワとしている様子が。先ほどのおばさんが私の紙をチラチラ見ているのです。

ここは先ほど受けた偏見の仕返しとばかりに無視する、ということはせず、「教えましょうか」と優しく声をかけお手伝いさせていただきました。

おばさんからも最後は「ありがとう、いい人ね」なんて言葉も頂きながら、無事にビルバオへ到着。

今回の旅での学びは、コロナ禍での海外への移動は入国検査には要注意、しかし他の部分では(機内食は除いて)いい待遇で快適に旅ができるということです。

現場では旅行する気にはならないと思いますが、留学を控えている人、また今から移動する人はぜひ参考にしてみてください。

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