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スペインにサッカーで長期留学する前に考えておくべき留学で得られるもの失うもの

スペインにサッカー留学に行く際は、挑戦したい、高いレベルでやりたいなど様々な目的を持ち大きな決断をすることになります。

近年では高校卒業後1年以上と長期留学をする選手は増えていますが、長期留学をしたのは良いけれども、何も得ることなく帰ってしまう選手、また逆に後悔してしまう選手が多いというのも事実です。

なぜならば、留学することによるデメリットを知らないからです。またサッカー留学を斡旋するような紹介サイトを見ても心を躍らせるようなことしか書いていないというのも原因の1つです。

今回は、そのようにならないためにも留学で得られるもの、失うものの代表的なものを取り上げます。本当に留学をするのかどうか、考えるきっかけにしてください。

なぜ留学をするのか?は非常に大切

サッカー留学でスペインに行って挑戦する、そう聞くと非常に格好良く、野心的な響きがしますね。けれども、何に挑戦するのか、なぜ来るのかということは重要です。

スペインの3部を含め、プロクラブと直接契約するレベルの活躍を日本でしている選手は別です。

なぜならば、それは日本にいるよりもステップアップと言うことができますし、もう留学とはそもそも言いませんね。

考えて頂きたいのは、そのレベルまでは達していない選手達です。

特に多いのが、高校卒業してすぐスペインのアマチュアから始めて、プロになって活躍したいという夢を持って挑戦してくれる選手です。

しかし、そもそもスペインでプロになるというのは日本でプロを目指すことの100倍難しいと言っても過言ではありません。

夢を持つことは素晴らしいのですが、日本にいるときにJリーグから声もかからず名をはせることができなかった選手が、さらにレベルの高い場所でプレーしてプロになると言うのは可能性として非常に低いと言うことです。

それをしっかりと認識した上で、何のためにスペインへサッカーをしに行くのかを考えないとただ挑戦しただけで終わってしまいます。

そして日本へと帰っていく、そんな日本人の若い選手がヨーロッパには今あふれています。

今一度、自分に問うてみて下さい。何のためにスペインにサッカー留学に行くのですか?

スペインサッカー留学で得られるもの

スペインにサッカー留学へ若いうちから出て得られるものは、多岐に渡ります。

しかし、これらはただサッカーだけをやりに来たのだというような硬い頭でいると得ることも、気付く事もできません。

ここではスペインに行って得られる3つのメリットを紹介します。

①本場でしかできない経験とレベルの向上

スペインにサッカー留学に来る最大のメリットではありますが、スペインの環境でサッカーをすると確実にサッカーのレベルは向上します。

なぜならば、周囲の選手のレベルが高いからで、その人達と一緒にトレーニングをすることで、サッカーを理解することができるようになっていくからです。

ここで言うレベルの高い選手は、ただ個人技術が優れている選手ではなく、サッカー理解がある選手という意味です。

また、リーガエスパニョーラを含め、レベルの高いサッカーを間近で見ることからもサッカーを学ぶことができる、これもスペインに行かないと得られない経験です。

しかしよくあるのが、日本に帰ったらプレーがうまくできない、2~3ヶ月もするとスペインでやっていた感覚を忘れてしまうというパターンです。

これは、スペインに来てただサッカーをやっている選手に起こります。目標が挑戦することだけという場合、サッカーを理解しようとしないのです。

こちらに来て、見て、聞いて、考えないと日本に帰った後にスペインで学んだことが自分のものになることはないでしょう

②異文化に浸ることによる価値観

当然ではありますが、国や地域が違えば異なる文化と触れ合うことができます。ただ旅行と留学の違う点は、その文化の中で生活することで、表面的にではなくより深く感じることができることです。

自分の意見をしっかりと言葉にして主張する、暖かい挨拶、家族を大切にする、休日の意味など、日本にいては感じることのできなかった価値観を知ることができます。

うして人間性を広げていくきっかけにもすることができるのが、スペインへ留学することのメリットの1つでもあります。

しかし、これにおいても注意は必要で、人に触れないとその土地の文化というものには触れることはできません。なぜなら文化を作っているのは人であり、その人々の考えに触れることが大切だからです。

サッカー場と家を往復するだけというような、サッカーだけを目的にするとこれにも気づくことはないでしょう。

③スペイン語の習得

スペインに留学に来たんですから、スペイン語が習得できるのは当たり前でしょ。と思うかもしれませんが、そうではありません。

それはきちんと勉強した人だけです。勉強をして習得に力を入れれば、ネイティブでスペイン語が溢れている環境でできるのですから、それはメリットとなります。

スペイン語って意外と難しいのです。サッカー留学に来て語学学校に通いますが、それだけで習得できるほど簡単なものではありません。

1年では相手の言ってることは少し理解でき、返答ができる程度でしょう。

サッカーグラウンドでのスペイン語でのコミュニケーションは、できるに越したことはありませんが、そこまで必要ではありませんし、プレー中にそこまで喋りません。

その結果何が起こるかというと、1年滞在したけど、スペイン語が使えず帰国、そのままお蔵入りというパターンです。

サッカーと同じでトレーニングをしないと言語も身につかないということです。

スペインサッカー留学で失うもの

高校卒業後すぐにスペインに留学に行って何かを失うのか、というと聞こえが悪く怖いイメージがついてしまいますが、実際に失ってしまうものはあります。

それを知った上でスペインサッカー留学に来ないと、後々後悔することにもなります。

①サッカーを教えてもらう機会

高校卒業後、日本の大学に進学したりJのセカンドチームに所属した場合、サッカーを教えてもらうことができます。

つまり、個人技術について何が足りていない、戦術理解についてこれが不足しているなどなどです。そして選手もそのスキルを上げるために練習するというのが日本の大学年代でも見られます。

スペインにサッカー留学に来ると、その機会は失われます。

なぜならば、こちらでは毎週末の試合に向けて、勝つために必要な戦術、コンディショニングなどをトレーニングするため、その中でわざわざ個人に対してアプローチはしてくれません。

つまり完全に育成の枠から外れるのです。

サッカーを教えてもらいたいと思ってスペインに留学に来るのであれば、やめたほうがいいでしょう。日本にいた方が丁寧に教えてくれます。

②日本でのキャリア形成

高校卒業後サッカーを続けながら将来を見据えるとき、大学へ行ってサッカーをして卒業後就職もしくはプロへというのが高卒即プロの道以外の方法かと思います。

つまり、大学で結果が出なかったとしても、大学を卒業しているため出口を選ぶことができるということです。

スペインに来たらどうでしょうか?あえて普通という言葉を使いますが、普通の道とは外れたことをしているのですから、同じレールは進めません。

つまりキャリア形成をオリジナルに開発していかなければいけないということです。

もしスペインに来てサッカーで通用できなく諦めたとき、どうしますか?もちろんその時に考えたらいいのですが、その覚悟を持っている必要はあります。

③日本の社会性

スペインに長期的に留学したり滞在するほど、日本人の感覚、社会性を忘れていきます。日本の当たり前がスペインで当たり前でないのと同様、スペインの当たり前が日本では当たり前ではないですよね。

例えば、スペインでは時間にルーズです。なので多少遅刻したとしてもお咎めなしというのが普通です。

日本で遅刻してしまうと、非難されたり、信頼を失ってしまうことにもなります。

これは1つの例ではありますが、日本の社会から離れるほど、しかもそれが若い年代であるほど、スペインの社会性が身についてしまうため、日本に帰った時に苦労します。

まとめ

スペインにサッカー留学に高校卒業後の進路として選択するというのには、当然ながらメリットとデメリットがあります。

両方を知った上で、それでも行きたいのだというのであればそれは行くべきでしょう。

とにかく行きたいという場合には少し立ち止まって自分に聞いてください。

何のために留学に行くのかということを。

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