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サッカー留学時に知っておきたいビルバオ地域の育成年代チーム勢力図

サッカー留学に育成年代で来た際に、どのチームでトレーニングを行うかというのは重要です。なぜならば、サッカーはやはり上手い選手とトレーニングした方が上手くなるからです。

また、自分がどのレベルでできるのかということを確認するという意味でも、今回紹介するビルバオ地域のチーム勢力図を知っておいて損はありません。

ビスカヤ県には249のサッカーチームが所属しており、ビルバオはビスカヤ県にある一つの市ですが、グランビルバオと呼ばれる23の自治体を統合した言い方もされます。そのグランビルバオ圏内にはその半数以上のチームがあり、この圏内での移籍なども頻繁に行われています。

サッカー留学で来る際は、ビルバオを拠点として通えるグランビルバオ圏内のチームのいづれかで活動を行うというのがいいでしょう。

今回はこのグランビルバオ圏内のチームの勢力図として、上位レベルのクラブまでを紹介していきます。

規格外のアスレチックビルバオ

アスレチックビルバオに関しては他の記事でも触れていますので、詳しくは説明しませんが、ビルバオだけでなくバスクにおいても圧倒的な存在です。

特にビルバオではいい選手は全てアスレチックビルバオに行くというスカウティング構造が出来上がっているため、各年代のトップレベルの選手が揃っています。

そんなタレントが揃うアスレチックビルバオの強さは言うまでもなく桁外れで、今シーズンでは全ての育成年代カテゴリーのリーグで1位を圧倒的な結果で走っています。

ビルバオ地域に住む人々にとって特別なチームであるアスレチックビルバオ 、このチームはビルバオの象徴でもあり皆の憧れでもあります。

アスレチックビルバオに関する記事:https://spain-guide.site/2019/12/12/athleticbilbao/

強豪チーム ビック5の存在

アスレチックビルバオは先述の通り規格外ですが、その次以降に来るチームに関しては、プロクラブチームの下部組織であったり街クラブであったりと混じり合っています。

そしてビルバオでは、アスレチックビルバオの次の序列に位置する強豪チームが5チームあります。

ダノク(Danok Bat CF)

ビック5の中でもダントツでNO1の強さを誇るチーム、ダノク。街クラブとしてはバスク全体でもNO1と言っていいほど、そのレベルの高さは知られています。

ダノクを経由してアスレチックビルバオへ、またアスレチックビルバオからダノクへというルートが出来上がっているというのも強い理由の1つではあります。

ダノクは1972年に設立された若いクラブであり、スペインでほとんどのクラブが持っているトップチーム(大人のチーム)も持っていません。しかし現在ではユース以下全てのカテゴリーでトップリーグに所属して結果を出しています。

ダノクが他のチームと異なる点は、その強さを維持するための選手の移籍、レンタルが桁外れに活発に行っていること、そして監督をシーズン途中に結果次第ですぐにクビにしてしまうという徹底したフロント側の姿勢にも現れています。

日本から選手として留学に来てダノクでプレーする、そういう機会は恐らくないでしょうが、もしこのクラブでプレーできればそれは相当レベルが高い選手であるということができます。

アレナス(Arenas Culb)

アレナスはスペイン全土において知られているチームです。なぜならば、

アレナスの当時の会長がリーガエスパニョーラの創始者

であるからです。

つまり、昔のアレナスはリーガ1部に所属しており、国王杯も優勝したことがある歴史があり重要なチームなのです。

育成年代においても存在感があり、多くの優秀な選手がこのクラブに集まります。また、資金力があるため規模も大きく、同じ年代のチームでもABCDと多くのチームを持っており、アレナス、ロモ、イチュバルチェタという3つのクラブの集合体でもあります。

日本から留学に来てこのクラブでプレーできれば、非常に良い経験になるでしょう。ただし全国レベルの選手でないと参加してもついていけません。

サントゥチュ(Santutxu FC)

サントゥチュは1918年に設立されたチームで、100年の歴史を持つビルバオの中でも重要なチームのうちの1つです。

ホームグラウンドがカスコビエホ(旧市街)の上にあり、場所としてもビルバオの中心地にあります。

このクラブ出身でアスレチックビルバオのトップチームでプレーする選手もおり、またクラブのトップチームはテルセラディビシオンに所属し、まさに強豪クラブであると言えます。

このクラブの会長は自身も指導者として現場に立ち続けている稀なタイプであり、伝統あるクラブですが、どこかアットホームな雰囲気のあるクラブです。

私は今シーズンこのクラブのユース年代の第二監督をしておりますが、選手のレベルの高さに日々驚かされます。

日本の選手がこのクラブで短期留学でプレーすることは可能ではありますが、全国に出るレベルの選手でないと通用しません。

ゲチョ(Getxo Futbola Fundazioa)

ゲチョはCDゲチョ、CDガレア、ビスケレFT、イトゥルギチFC、SDネグリというゲチョ市にある5つのクラブが作るサッカー財団です。

元々は5つのクラブがバラバラに活動を行っていましたが、ゲチョ市内で共に活動するクラブチーム同士でより結束して経営的にも安定させていこうということで、財団として立ち上げられたと言われています。

日本ではなかなか見ることのできないシステムで成り立っている5チームです。

5つのクラブは同じ色のユニフォームで、同じウェアを着用し、そこには同じエンブレムが使用されていますが、ユニフォームに関してだけは各クラブのエンブレムが使用されています。

レベル的にはCDゲチョが圧倒的に強く、各カテゴリーの上級リーグに所属しています。

日本から短期で留学に来る選手も練習参加をさせてもらうことがありますが、このクラブに関しても全国大会に出るレベルのクラブの選手がプレーしてちょうどいいレベルと言えます。

レイオア(SD Leioa)

レイオアは1925年に創設されたクラブで、2014年からトップチームはセグンダBに所属しています。近年は育成年代にも力を入れており、各カテゴリーにおいてトップリーグに所属し始めており、今後定着を図っていこうとするチームです。

ビック5の中では歴史的にも実力的にも少し下にはなりますが、今最も注目されているチームでもあります

このクラブは練習施設が充実しており、トップチーム用の天然芝1面、そのほかに人工芝グラウンドを4面保持しているという、1クラブが持つ規模としてはとてつもない大きさです。

育成年代のチーム数もジュニアユース年代でDチームまであり、(普通のクラブはBチームまで)さらに女子のトップチームや育成年代チームも持っています。

日本から短期留学でプレーすることも可能でありますが、このクラブも全国に出るレベルの選手でないと通用しません。

まとめ

今回はビルバオの中でも重要な位置を占めるビック5のクラブを紹介しましたが、日本人がサッカー留学に来てプレーするにはどのクラブでも高いレベルが求められます。なんせこちらのトップレベルのクラブですから、日本のトップレベルとは訳が違います。

これらのクラブに所属する選手の中には、将来リーガエスパニョーラでプレーする可能性がある選手もいます。もちろんかなり数的には少ないですが、そういうレベルということです。

サッカー留学でチャレンジしたいという際には、自身がどのレベルの選手なのかを冷静に分析した上で、チーム選びをするようにしましょう。

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