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ビルバオとその周辺おすすめ観光地 -歴史、遺産編-

ビルバオは今ではデザインアートと食の街として多くの観光客を集めていますが、元々は鉄鋼業が盛んな街で、その形跡が今なお残る建物があったり、またバスク地域の歴史を感じることのできるものも多々存在します。

ビルバオの良いところは、その歴史とともに人々が共存しているところで、古い建物を残しつつ、デザインの要素をポイントとして街の中に散りばめています。古き良きものを大切にする、スペインの京都のような雰囲気を感じる場所とも言えます。

今回はビルバオとその近郊で、歴史を感じたり学ぶことのできるスポットを紹介します。

観光で来る方だけでなく、サッカー留学で来る方も、その土地の文化を知るということはその土地の人をそしてサッカーを知ることにも繋がりますので、ぜひ訪問してみてください。

また芸術建築物に関する観光地についての記事もありますので是非ご覧ください。

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ビルバオお勧め観光地-芸術、建築物編-https://spain-guide.site/2020/01/29/bilbaokankoparte1/

歴史スポット①カスコビエホ

カスコビエホはビルバオの中心部、アバンドと川を挟んだ場所にあるビルバオ市内で最も歴史のある地区です。カスコビエホとは旧市街という意味で、ビルバオの起源となった地区です。

カスコビエホは1300年に作られた街で、昔は城壁に囲まれたていましたが、15世紀後期に街の拡張のために城壁が取り壊されて現在の形になっています。

7本の通りが有名で、それぞれに名前がついており、全ての通りは中心地にあるビルバオ大聖堂へと繋がっています。

現在のカスコビエホは当時の建物を修復して使いつつ、内装を現代風に変え観光地の中心部となっています。様々なショップやバルが入っており、見て歩くだけでも楽しい街です。

・ビルバオ大聖堂

引用元:https://cdn.civitatis.com/espana/bilbao/galeria/catedral.jpg

ビルバオ大聖堂(サンティアゴ大聖堂)はカスコビエホの中心部分にあり、1397年にビルバオの教区教会として建設され、15世紀に完成した大聖堂です。

現在礼拝のためだけでなく、観光としても中に入ることができますが、入場料6ユーロが必要です。

内部は美しいステンドグラスが見られるほか、宗教建造物としても歴史を感じることができます。

開場時間:10:00~20:00

HPhttp://catedralbilbao.com/

 

・バスク博物館

バスク博物館はバスクの歴史や文化を伝える民俗学博物館で、狩猟時代から近代までの生活の様子が展示されています。

バスクの歴史を学ぶことのできる場所は少ないため、バスク文化に興味がある方は是非とも訪れてみてください。

建物自体も大きくないため2時間もあれば見て回ることができます。入場料も3ユーロとリーズナブルです。

開場時間:10:00~19:00(月、水、木、金) 10:00~13:30,16:00~19:00(土) 10:00~14:00(日) 火曜定休日

HPhttps://www.euskal-museoa.eus/es/

 

・プラサヌエバ

引用元:https://www.bilbao.eus/blogs/surbisa/files/2013/06/plazanueva2.jpg

カスコビエホ内にある有名な広場で、四角形に囲まれた周囲にはバルがずらっと並んでいます。その多くが有名バルで休日になると人であふれるカスコビエホで最も人気のあるスポットです。

お祭りのシーズンには広場で伝統的なダンスが披露されたり、コンサートが開催されたりと、古き良き街並みの中に溶け込みながら楽しむことができます。

歴史スポット②ゲルニカ

引用元:http://www.livingspain.es/wp-content/uploads/2010/01/Guernika.jpg

ゲルニカはビルバオ市から車で30分、電車で1時間の位置にある街です。ゲルニカという言葉に聞き覚えのある方は多いと思いますが、それもそのはず、ピカソの絵で有名な「ゲルニカ」を描いた街です。

ゲルニカはビスカヤ県(ビルバオ市がある県)にとって重要な意味のある場所で、代々のビスカヤ伯(ビスカヤ県を統治する伯爵)はゲルニカを訪れ、誓いを立てたと言われており、始まりの街として知られています。

また、「ゲルニカの木」という重要な木が存在し、何世紀もの間、ビスカヤ人の伝統的な議会はゲルニカの木の下で行われてきました。

バスク人にとって、この木は自由の象徴であり大切にされています。現在でも第4代目の木が議会場の近くに置かれています。

また、ゲルニカはなんと言ってもスペイン内戦時代の1937426日にフランシスコ・フランコらの反乱軍によりゲルニカ爆撃によって街が壊滅させられた惨劇で有名です。一般市民をも巻き込んだこの爆撃は本当に悲惨なものでした。

現在は街は新しく作られており、その形跡を見ることはできませんが、平和を学ぶ意味でもこの場所を訪れる意義はあります。

現在のゲルニカは新鮮な食材が手に入ることでも有名で、土曜の朝市にはスペインの各地から仕入れに来るほどの人気です。

ゲルニカを訪れたら食べてほしいものはゲルニカ産ピミエント(獅子唐)とゲルニカ産アルビアス(黒インゲン豆)の料理です。ゲルニカにあるレストランに行けば食べることができますので是非とも試してみてください。

ゲルニカまでのアクセス:Euscotren (エウスコトレン)Casco viejo駅からE4ラインに乗車。Gernika駅下車

・平和博物館

ゲルニカにある博物館で、紛争と空爆という悲しい歴史を今の人々に伝えるために、平和と文化に関する展示を行なっています。資料の展示をただしているのではなく、人々の心や感覚に働きかけることを目的にされています。

展示は平和とは、ゲルニカの空爆の遺産とは、現在の世界における平和とはという3つの質問で構成されています。

ゲルニカのことだけでなく、平和そのものに対して考えさせられる博物館ですので、是非とも訪れてみてください。入場料は5ユーロです。(12歳以下無料)

開場時間:3月〜10月 10:00~14:00(月、ただし10月は閉館日) 10:00~19:00(火〜土) 10:00~14:00(日)

11月〜2月 月曜定休日 10:00~14:00,16:00~18:00(火〜土) 10:00~14:00(日) 1月中は閉館

HPhttps://www.museodelapaz.org/

・ゲルニカの壁画

ピカソが描いたゲルニカは世界的に有名でその作品はマドリードのソフィア王妃芸術センターで展示されています。

ゲルニカの街にはそのレプリカが壁画として設置されており、その等身大の作品の威力に圧倒されます。ゲルニカに来た際には是非見て下さい。

スポット③サンティマミニェ洞窟

引用元:https://web.bizkaia.eus/documents/842933/947786/cueva+santimami%C3%B1e.jpg/ddab869f-f325-f270-dcd4-6e00597a8963?t=1481796688333

サンティマミニェ洞窟は後期旧石器時代に描かれた壁画を見ることができます。

つまりバスクの始まりを見ることができるという貴重な体験を行えます。この壁画にはバイソンや馬、山羊などの動物が描かれてています。

現在は1時間半ほどのガイドツアーが行われており、その中で洞窟内を再現した3D映像なども見ることができます。

ただ、難点は車でしかいくことができず、また40分程度かかる点です。

開場時間:4月15日〜10月14日までの期間 10:00,11:00,12:00,13:00,15:30,17:00,17:30

10月16日〜   4月14日までの期間 10:00,11:00,12:00,13:00

訪問には要予約。予約はHPからメールもしくは電話にて。

HPhttp://www.xn--santimamie-19a.com/

スポット④サンフアン・デ・ガステルガチェ

海に浮かぶ謎の城、ガステルガチェ。この島が発見されたのは9世紀のことで、ガステルガチェは戦略的要点としても利用されてきました。

バスク語で岩の城を意味し、今ではバスクだけでなくスペインを代表する観光スポットです。岸から階段で繋がっており、その頂上には小さな教会があります。

この教会には言い伝えがあります。

険しい階段を上りその教会の鐘を3回鳴らすと願いが叶う

言い伝えではありますが、興味のある方は是非試してみてください。

また、ガステルガチェは映画やドラマの舞台ともなっており、世界中から観光客が集まります。

頂上までたどり着くには1時間程度歩くことになり、勾配もあり結構しんどい道のりですので、覚悟を持って登るようにしてください。普通の格好で問題ありませんが、スニーカーなど動きやすいシューズを履いていくことをお勧めします。

ガステルガチェへのアクセスは車で1時間もしくは、バスも運行しています。

バスの場合:ビルバオ(San jose plaza)でbizkaiabusA3517乗車。Gaztelu begiで下車。

開場時間:10:00~19:00(10月から12月末までは17:00まで) 入場禁止日は毎年変更がありますので訪問前にHPで確認してください。

HPhttps://web.bizkaia.eus/eu/gaztelugatxe

まとめ

バスクは歴史的に長い年月他地域の干渉を受けることなく、独自の文化を築いてきたまれな地域であることで知られており、その歴史から学べることが多くあります。

歴史があるから今のそこに生きる人々の生活、習慣、国民性とも関係しているのであって、歴史を知らなければ彼らを本当の意味で理解することは不可能です。

また、留学に来て外国人が自分の地域の歴史を話すと喜んでくれ、より多くの知識を与えてくれます。私自身予習をして留学に来ましたが、現地の人は喜んでくれ、理解し切れないほどの情報をくれました。(私が十分に言語理解してないのにお構いなしに。それも優しさです。)

バスクに来た際は歴史に触れる、そういう楽しみ方もお勧めします。

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