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ビルバオにサッカー留学をする時に目安になるユース年代のリーグ構造

ユース年代でスペインにサッカー留学をする際、自分がどこのレベルに所属するのかということを知るというのは、自分の力を測る上でも大切です。

今回はユース年代のリーグ構造を紹介しますので、その年代におけるリーグがどのように構成されているのか、またそのリーグの特徴を理解し、留学時の参考にしてみてください。

また、知っておいて欲しいこととして、こちらではBチームというのは年齢で区分されていることが多く、単にレベルで分けられてはいません。

つまりBチームはU17,U18の選手で構成されているということです。Cチームまで持つチームはAU19,BU18,CU17と分けられています。

大人のリーグ構造を知りたい場合はこちらの記事をご参照ください。→https://spain-guide.site/2020/03/09/spainleaguekouzou/

 

フベニール(Juvenil)のリーグ構造

①ディビシオン・デ・オノール・フベニール・ナシオナル

フベニールはU17U19の年代を示し、その最高峰リーグはスペイン全国を7つのブロックに分けて構成されています。日本で言う高校年代のプレミアリーグのようなものです。

そのリーグのことをディビシオン・デ・オノール・フベニール・ナシオナルと言い、各地域16チームが頂点を競い戦います。

バスク地域で所属しているチームは、アスレチック・ビルバオ、レアル・ソシエダ、エイバル、アラベスといったプロクラブチームに加えて、ビルバオ地域の強豪街クラブが多く所属しています。

このリーグの特徴は最高峰ということもあり

戦術的にも個人レベルとしても非常に高度なレベルのサッカーを見ることができます

私自身日本の高校年代のサッカーを見てきましたが、スピード感、サッカー理解度、戦術変化などレベルが違います。観るだけで勉強になるレベルです。

スペインにサッカー留学でやって来て、このリーグで通用するレベルでプレーできたとしたら、将来プロになる選手となっていくでしょう。

②リーガ・ナシオナル・フベニール

このリーグはディビシオンデオノールの2部に当たるリーグです。全国を21のブロックに分けて行われます。日本ではこれに当たるリーグは存在しません。

このリーグには、プロクラブのBチームや、強豪街クラブのBチームが所属しています。一つ下の年代の選手が上の年代の選手と凌ぎを削って戦うことでの成長も見ることができるリーグです。

このリーグの特徴は

勝利という結果に対して戦術的に考えられたサッカーをする

ということで、自チームのサッカーを表現するのではなく、目の前の試合に勝つためにリスクを犯さずに勝利に直結する戦術を取るというイメージです。個人のレベルとしても高く、より球際のぶつかり合いが激しいリーグといえます。

1つ上にカテゴリーをあげたいチームがひしめくため、また、プロクラブとしてはしたにリーグを落とすわけにはいかないため勝利というものに対するこだわりがよりプレーに出ているのです。

日本で全国に出るようなチームの選手が、このレベルでプレーできるかどうかと考えてもらえるといいかと思います。

③リーガ・バスカ

スペイン全土では27の州があるため、各州におけるサッカー協会主管で行われているリーグです。

ここからは州単位のリーグになるため、バスク州での事例で紹介していきます。

各州の名前がリーグの名前となっており、バスクのリーグであるため、リーガバスカという名称になっています。日本ではプリンスリーグに相当するリーグです。

このリーグの構成はプロクラブのBチームが所属しているほか、バスク州全土の強豪クラブがひしめいており、18チームで繰り広げられているリーグです。

もちろん上記の2リーグとはレベルは落ちますが、特徴として守るチームと保持するチームがはっきり分かれるということが挙げられ、これは上位と下位のチームで差が出てくるということを意味します。それゆえはっきりとやることが見えやすいチームが多く、みていて分かりやすいとも言えます。

日本からサッカー留学でくる場合、プリンスリーグ上位チームの選手がこのレベルでプレーするのが目安となります。

④ディビシオン・デ・オノール・ビスカヤ

リーガバスカの下からは県リーグになり、このリーグは県1部リーグです。

16チームが所属しており、ここにはプロクラブのチームは在籍していません(もちろんリーガバスカから降格すると所属することになります)強豪街クラブチームのCチームや中堅クラブのAチームが多数を占めています。

ディビシオン・デ・オノールの特徴を一言で表すと

力強いダイレクトサッカーの応酬

後ろからゆっくりと組み立てて、相手を崩して行こうというようなサッカーはここではほぼ見ることができません。

そういうチームもありますが、中盤にボールが入った瞬間に潰されてカウンターで失点して大敗する、ということが起こってしまいます。

つまり、そこまで中盤で高い技術を出せる選手がいないということと、フィジカルコンタクトが強いため、自由にさせてもらえないという2つの理由からダイレクトにFWを目掛けて蹴るサッカーになっているのがこのカテゴリーです。

ただし、決して個人の技術レベルは低くはありません。

また、このリーグになると、対戦相手のグラウンドのサイズが大きく変わります。縦90m、横50mという小さなグラウンドがあったり、逆に大きかったりと、様々なコンディションでホームアウェイを戦います。日本にはない環境がこちらにはあるといえます。

日本からサッカー留学で来る場合、県リーグ1部上位の選手が目安のレベルです。

⑤プレフェレンテ

県リーグの2部に位置するカテゴリーで、中堅クラブのABチームが多くを占めており16チームで構成されています。

このリーグでは上位と下位の差がある程度出てくるため、ボールを保持して崩すチームと、守ってカウンターを主戦術とするチームに分かれてきます。

主観としては、観ていて決して面白いリーグではありませんが、日本の県1部リーグで戦う選手がここに入って戦えるかどうかというレベルです。実際に有名高校の選手が留学に来た時にこのカテゴリーのチームで練習をしても少し苦労する部分があるくらいです。

日本と何が違うかというと、ガツガツとしたぶつかりの激しさです。その中で相手を剥がしてプレーできるかどうか、判断を素早く行えるかはサッカー理解が高い選手でないとできません。

⑥プリメーラディビシオン

県リーグ3部に位置するカテゴリーで、中堅クラブのBチームや、下層チームのAが多くを占め、16チームの2ブロックで構成されています。

このカテゴリーになるとレベルがぐっと下がります。さらに上位と下位の差が出るため、下位チームはただ守備をする時間がずっと続くというような一方的な試合になってしまいます。

日本から留学する選手の目安としては、県1部下位から県2部上位に位置する選手がこのレベルでプレーできるかが試されます。

⑦セグンダディビシオン

県リーグ4部に位置するカテゴリーで、下層チームで構成されています。16チームの7ブロック、合計112チームがこのカテゴリーに属しています。

このリーグになるとレベルは高くありません。ただ、身体的に大きく強い選手たちがロングボール主体のサッカーを繰り広げるので、留学でこのカテゴリーに入るとボールを持った時にいかに違いを見せることができるかということで目立つことはできます。

サッカー留学で来る場合、自分にあまり自信がないが、チャレンジしてみたいというような段階の選手はここからスタートするのも良いでしょう。

まとめ

リーグ文化の長いスペインでは、日本と違いチーム間の移籍、レンタルがユース年代でも頻繁に行われています。

また、カテゴリーが1つ違うだけでもそのレベルの違いやサッカーの種類が変わると言っても過言でないほど、カテゴリーごとのレベルが保たれているのも特徴です。

スペインにサッカー留学で来る際は、自分がどのレベルで今プレーしているかを考えた上で適したレベルのカテゴリーに入るようにすることをお勧めします。

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