スペインのサッカー リーガエスパニョーラ

バスクにあるリーガエスパニョーラが観戦できる4つのスタジアムの魅力

バスク州には現在アスレチック・ビルバオ、レアル・ソシエダ、エイバル、ディボルテーボ・アラベスの4つのチームがリーガエスパニョーラに所属しています。(オサスナを含めると5つですが、厳密には現在はバスク州ではありません)

リーガ所属チームが4チームも1つの州にあるというのは非常に珍しく、バスクのレベルの高さを表しています。同じ州にあるということは何を意味するか。

近くで週末最大4試合もリーガエスパニョーラの試合を観ることができる!!

ということです。

リーガは今年は金夜、土、日開催ですので、うまく時間が合えばすべての試合を見ることができます。(もちろんスケジュール的にはかなり追い込まれますが)

今回は各スタジアムの特徴紹介とともに、ビルバオを拠点としてスタジアムまでのアクセス方法も紹介します。

サン・マメススタジアム

アスレチック・ビルバオのホームスタジアム。2013年に新設されたスタジアムで収容人数は53,289人と非常に大きなスタジアムです。

このスタジアムには別名があり、その名は

カテドラル(大聖堂)

元々サンマメスは、聖マメスという神の1人であり、それにはこのような逸話があります。

マメスという少年が昔おり、その少年は特殊な能力を持っており、街の人々から嫌悪されていました。

そこで街の人々はマメス少年に対して「お前が力を持っているのなら、ライオンの中にお前を放り込んでも生きられるだろう」といい、少年を腹ぺこのライオン達ががいる穴へと突き落としました。

ライオン達が、少年を食べるために襲い掛かろうとした瞬間、ライオン達はスピードを緩め、マメス少年に寄り添い、逆に街の人々に襲いかかりました。

それをマメス少年がなだめ、彼は街の人々から聖マメスと呼ばれるようになりそこに大聖堂が建てられたといわれています。

それに因んで、サンマメススタジアムをカテドラルと呼び、そこでプレーするアスレチックビルバオの選手達をサンマメスを守護するレオネス(ライオン達)と呼んでいます。

そんなサンマメススタジアムの1番の魅力は

ファンの熱気

ここのスタジアムに来るとアウェーチームの選手達は萎縮してしまいます。ホームの理があるというのはこういうことかと学ばされます。

私自身、ここのスタジアムで試合を観た時は鳥肌が立つほど、その異様な雰囲気に圧倒されました。

是非一度このスタジアムのファンの熱気を感じてみてください。

アクセス方法

メトロ:サンマメス駅出口から徒歩1分。

出たらサンマメススタジアムが見えますので迷うことはありません。

チケット購入

チケットの購入はアスレチックビルバオHPから行えます。もしくは試合当日にスタジアムのチケットセンターでも購入できますがその場合は席が埋まっていることもありますのでご注意ください。

アスレチックビルバオHP:

https://www.athletic-club.eus/

アノエタスタジアム

アノエタはレアル・ソシエダのホームスタジアムで2019年に改装が完了し39,500人を収容することができます。

改装前は陸上トラックがありましたが、それを取り除き、サッカー専用スタジアムとなり、より選手を近くに感じてサッカーを観ることができます。

このスタジアムでは面白い歴史があります。それは

バルセロナが勝てない

スタジアムであるということです。2007年から10年間ここでの勝ち星はなく、また今シーズン(2019-2020)も引き分けに終わっています。

もちろんレアルソシエダは力のあるチームではありますが、常勝軍団のバルセロナが勝てないというのは、目に見えない力があるのです。

また、このスタジアムを訪れる際は忘れてはいけないことがあります。スタジアムはどこにあるのか?そうサンセバスチャンにあるのです。

サンセバスチャンは美食の街として世界中に知られており、旧市街には多くのバルが所狭しと並んでいます。

そこでピンチョスをつまむ、そしてバスクチーズケーキの発祥とされているラ・ビーニャのケーキを食べる(バスクチーズケーキと呼んでいるのは日本だけです)。食の文化も同時に楽しむことができるというのも魅力の一つです。

アクセス方法

バス:地下鉄サンマメス駅直結Intermodal(インテルモダル)バスステーションにてALSA(アルサ)でサンセバスチャン行きバスチケットを購入。(ネット購入も可能)

サンセバスチャン到着後は徒歩30分もしくは路面バス停estaciones renfe bus geltokiak で17もしは37番バスに乗車しanoeta駅で下車。

ALSA HP:https://www.alsa.es/

チケット購入

チケットの購入はHPもしくは試合当日にスタジアム併設のチケットセンターから。HPから購入する際は会員登録が必要です(無料)。

レアル・ソシエダHPhttps://www.realsociedad.eus/

イプルアスタジアム

イプルアはエイバルのホームスタジアムで収容人数はなんと

7,083

こんなに小さなスタジアムでリーガエスパニョーラを戦っているクラブは他にありません。元々リーガの収容人数規定に引っかかっていたのですが、増築をしていくということを条件に特例的に認められています。

エイバルはビルバオとサンセバスチャンのちょうど真ん中あたりに位置し、山中にある1つの街です。エイバルというプロクラブがなければ何もないのではと言っても過言でないほど小さな街です。

そんな街にあるイプルアは

ピッチまでの距離が異常に近い

これが最大の特徴であり、最大級の魅力です。スタンドは高いところで20段目程度で、どこの席からでも肉眼で選手の表情がくっきりと見えます。

世界で最も選手を近くで見ることができるスタジアムともいうことができるでしょう。

ですので、このスタジアムで試合を見ると選手の目線、体の向きなど細かい部分を見て学ぶことができる上、強度の高さ、独特の緊張感などを肌感覚で感じることができます。

私自身何度もここで試合を観ましたが、バスクに来たら是非とも来ていただきたいスタジアムです。

アクセス方法

バス:地下鉄サンマメス駅直結Intermodal(インテルモダル)バスステーションにて路面バスBizkaibus(バス番号A3926)に乗車。Untzaga Plazaにて下車し、徒歩10分。バス乗車代は乗車時に支払います。

チケット購入

チケットの購入はHPもしくは試合当日にスタジアム併設のチケットセンターから。

エイバルHPhttp://www.sdeibar.com/

メンディソロサスタジアム

引用元:https://tokuhain.arukikata.co.jp/vitoria/assets_c/2019/03/mendizorroza-thumb-730×548-434984.jpg

メンディソロサスタジアムはデポルティーボ・アラベスのホームスタジアムであり、19,840人収容の比較的コンパクトなスタジアムです。当然サッカー専用のスタジアムであり、ピッチまでの距離も近いことが特徴です。

ちなみにこのスタジアムはバスクの首都であるアラバ県にあり、ビルバオやサンセバスチャンとはまた違う街並みの中にあります。

ここでのスタジアム観戦で感じてもらいたいことは、サポーターがずっと歌っている点で、応援歌やチャントを常に発し続けています。それが試合の雰囲気を高め、観ている人たちを興奮させていきます。

またキックオフ前にファンが吊す大きな絵とメッセージも毎試合変わり、それも1つの風物詩となっています。

アクセス方法

地下鉄サンマメス駅直結Intermodal(インテルモダル)バスステーションにてバス会社LA UNIONのチケットを購入。Estacion de autobusesu de Vitoria-Gasteizで下車。下車後、路面バスL2でバス停Euskal Herriaで乗車しMendizorrotza駅で下車。下車後徒歩4分。

チケット購入

チケットの購入はHPもしくは試合当日にスタジアム併設のチケットセンターから。

アラベスHPhttps://www.deportivoalaves.com/

まとめ

各チームごとに色があるとともに、各スタジアムにも色というものがあります。それを形作っているものはその街の歴史であり、文化であり、人々であり、ファン達の存在です。4つのチームを見に行けるというのはサッカー好きにはたまらないでしょう。

ビルバオを拠点にした場合、各スタジアムまで公共交通機関を使っても2時間程度で行くことができます。金額的にも遠いところでも往復で20€もかかりません。

サンセバスチャンでソシエダの試合を観て1泊して観光もする、サッカーとセットでその街の文化を楽しむというのもおすすめです。

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